個人的に選ぶ今年のブレイク候補(セ・リーグ編)
昨年も多くの若手選手が活躍しブレイクしました。
今年は、どんな選手が活躍するのか?と考えると楽しみです。
企画の主旨は、タイトルの通り個人的に今年ブレイクするのでは?と思っている各球団の選手を1人ずつ選んで紹介していきます。
先ずは前編ということで、セ・リーグから6人の選手を紹介していきます。
読んでいただければ幸いです。
読売ジャイアンツ
高田萌生(21歳)プロ4年目 178cm83㎏ 右投右打 投手
松坂大輔に似たフォームから最速154キロのストレートとスライダーが武器の投手です。
1軍での成績はまだまだですが、2018年にはファームで、11勝2敗、防御率2.69、勝率.846の成績を残し最多勝、最優秀防御率、最高勝率の三冠を獲得するなど、ファームで着実に実績を積んで成長しています。
カットボールとフォークの精度が良くなると、威力抜群のストレートがより生きて空振りが今より多く奪えるようになると思います。
課題のコントロールもボール球を振らせるよう心掛ければ改善できると思います。
ジャイアンツは、先発、中継ぎ共に手薄なので、調子さえ問題なければ今年は出番が多くなると思います。
横浜DeNaベイスターズ
伊藤裕季也(23歳)プロ2年目 182cm90㎏ 右投右打 内野手
プロ1年目の昨年は、ファームで91試合に出場し14本塁打を放ち、1軍での成績は21試合の出場で4本塁打、OPS.929とルーキーながら高い打撃力を見せました。
台湾で行われたウィンターリーグでは、12試合で打率.311を記録しました。
高めのボールに強いですが、アウトコース低めのボールには弱く、フォークなどの落ちるボールが苦手でここの見極めができるようになれば、打撃の確実性が更に上がると思われます。
筒香のフォームを見て閃いたという新フォームで筒香の抜けた穴を埋めるような活躍を期待したいです。
阪神タイガース
谷川昌希(27歳)プロ3年目 175cm84㎏ 右投右打 投手
ここ数年、タイガースは投手の育成、再生が上手く、良い投手が多く出てきているような印象です。
そんな中でこの投手が個人的に一番気になったので、ブレイク候補に入れてみました。
1軍では四球が多くなっていますが、ファームではコントロールが安定しておりまとまった投球をしているように思います。
三振を奪う能力はそこそこと言った感じですが、カットボールの精度が上がればより良くなるのではと思っています。
欲を言えば、もう少しストレートに球威がほしい感じがしますが、低めのコントロールは悪くないので、そこまで気にする必要はないようにも思います。
ジョンソン、ドリスが抜けても、投手のレベルが高いので割って入るのは厳しいと思いますが、個人的に気に入っているので期待しています。
広島東洋カープ
小園海斗(19歳)プロ2年目 178㎝84cm 右投左打 内野手
プロに入ってから身体が一回り大きくなったように見えます。
身体が大きくなったこともあって高校時代よりパワーが上がったように思います。
本塁打は結構打っていますが、低打率で三振も多く粗さがあり、現状では打ってるコースも限られているので、今後の課題は確実性を高めることだと思います。
守備は完成度がかなり高いですが、無理に正面で捕球しようとするところがあるので改善する必要があると思います。
怪我明けの田中広輔と遊撃手のポジションを争うことになりますが、想像以上に成長スピードが早いのでレギュラー獲得も十分あると思います。
中日ドラゴンズ
清水達也(20歳)プロ3年目 182㎝83㎏ 右投右打 投手
アーム式のフォームは怪我をし易いと言われていて不安の声も聞こえますが、ここまで大きな怪我もなく順調に成長していると思います。
昨年、プロ初勝利をあげているので今年は更なる飛躍を期待したいです。
ストレートとフォークの高低のコンビネーションに打者は手を焼いているように見えますが、アウトコース低めの使い方が良くないように思うので、少し意識を持って改善してほしいです。
スライダーは打者に見極められている感じがするので、カットボールに近づけるようにしたほうが良いと思います。
千賀の自主トレに参加し、フォームも千賀に近づけたフォームにしたのは個人的には良い方向に行っていると思います。
甲子園優勝投手はプロで大成しないというジンクスを打ち破る活躍をしてほしいです。
東京ヤクルトスワローズ
高橋奎二(22歳)プロ5年目 178㎝73㎏ 左投左打 投手
チームメイトで先輩の小川泰弘を反転させたようなフォームから、最速153キロのストレートを投げる剛腕です。
昨年、ローテーションの一角に食い込む活躍をしたので、今年は二ケタ勝利を期待したいです。
初回から飛ばして投げる傾向があるので、もう少しペース配分を意識してピッチングを組み立てほしいです。
スライダーとチェンジアップはかなり有効的なボールで三振を奪える強力な武器です。
投げる割合は少ないですがカットボールも良いです。
コントロールに課題はありますが、ボール球を振らせるようなピッチングをすればそこまで気にする必要はないと思います。
オフに下半身強化とフォームを二段モーションに変えるなどして、安定感がかなり上がったように思います。
今年は一気にスワローズのエースに躍り出るような活躍をしてほしいです。
おわりに
どの選手が今年ブレイクするのかな?と妄想しながら楽しくかくことができました。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
パ・リーグ編も書いていきますので、またお付き合いしていただければ嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?