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道の風景
2024.03.31 さかい 悠
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道と道路の表現は同じようで使い分けが有るようです。
辞書に「道」は、「古来より自然発生的に生じた、人や車などが往来するためのところ」と書かれている。 一方 「道路」は、「人工的に築造・管理されているものなど、道の中でも一定用件を満たすもの」を法令で定めています。2018/08/03 Googleの引用
この様に使い分けが有るようです。
日常的に歩く道もあれば、車などで通る道路も有る 更にもう少し視点を変えると目標に向かって進む道などと表現する場合も有る。
毎日仕事、プライベート(散歩)で道を歩き、道路を頻繁に利用する。
今回は駐在時代に歩いた道、仕事で通った道路、更に観光で出かけた道の風景を紹介してみたい。
知らない道(道路)を行くときはいつもワクワクする。
何故か、これからどんな出会い(人は勿論、風景、環境、出来事)が有るのかと興奮する。
人によりあまり出歩きたくない! 特に知らない土地に行くときは、尚更 慎重になる人もいる。
私の場合、時間が許す限り、いろんなところに行ってみたい いろんな場所を見たいという衝動に掻き立てられる。
目的地を見るのは当然であるがその途中の道の風景、情景を見ながら感情を高め、目的地を目指す道程全てが魅力である。
例えその場所がハズレで有ったり、自分に合わない場所で有っても、そんなにがっかりする事も無い、途中の風景が有り余る興味を与えてくれるからだ。
さて道の風景を紹介しよう 紹介するにあたり、幾つかの分類に分けてみた。
今回は次の5項目とした。
①街中の通り
②大都市の通り
③地方の通り
④観光地の通り
⑤その他の通り
先ず ①街中の道を見て見よう。
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広州に出掛けた折の風景 丁度、お客の少ない時間帯 店の人達も手持ち無沙汰である。
(2013年10月 広東省広州市東山)
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昼少し過ぎた時間帯、混雑するにはまだ早い 夕方ともなると人が溢れる 生活の匂いがする道の風景。
(2013年10月 広東省広州市)
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涼しくなる夜になると品定めする客が増える。 屋根があるので雨の心配も無い 夜遅くまで賑やかさが途切れない。
(2013年10月 広東省広州市)
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広い通りと違って昔ながらの建物が並ぶ、洗濯物がぶら下がり、自転車や物が通路にはみ出している。
昔の看板もあちこちにぶら下がる そんな路地を歩いて見るのも、また道の魅力かもしれない。
(2013年10月 広東省広州市)
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客目当ての輪タク、バイタクが客待ちで通りは更に混雑に拍車を掛かる。
子供にせがまれた買物なのか? 大きな荷物を仲良く提げている。 子供の顔を拡大して見ると、にやけた顔が何とも微笑ましい。
(2009年1月 広東省中山市)
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外食の店を探す者など、一息つく時間帯 食事を提供する店は混雑するがそれ以外の店はのんびりとした時間帯。
(2009年9月 四川省都江堰)
次に ②大都市の通りはどんな風景だろう!
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メインの通りを少し入った道路 この道路は路線バスも通る、駐車スペースを探す車が邪魔な為、しばしバスは立往生する。
しかし慣れたもので渋滞する事も無い どの飲食店も客でにぎやか!
歩道まで椅子、机を出し席を確保するがそれでもさばききれない 終日賑やかな通りである。
(2013年10月 広東省広州市)
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(2013年10月 広東省広州市)
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両サイドの建物は、高さも有り立派な作りで有る。
(2012年8月 陝西省 西安市)
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路線バスは専用の番号が表示され、それぞれが目当てのバスに乗り込む 支払いはカードタッチが普及し始めた頃である。
当然小銭で払う事も出来る 路線バスは何処でも格安! (2012年8月 陝西省 西安市)
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この付近の住宅はいずれも高級感のある建て物が多い。(2013年10月 広東省広州市)
③地方の道ではどんな風景と遭遇するのだろうか!
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この様な集落を幾つも通り、移動する 人の動きものんびりしとしている。舗装されているが埃っぽい
(2009年09月 四川省成都から重慶市近くまで移動の道路にて)
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機会が有れば今一度、この風景をみて見たい 多分凄い変わりようであろう。
(2004年10月広西省桂林から湖南省懐化市に移動)
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この付近は少数民族が暮らす集落 中国南部の地域にこの様な橋が多くみられる 屋根付きの理由は雨風の腐食から橋を守る為 少数民族(トン族)の集落によくみられる風景。丁度村人が橋の上から、糸を垂らし、釣りを楽しんでる のどかである。
(2004年10月 広西省から湖南省に移動中)
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(2004年10月 広西省から湖南省に移動中)
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④なんといっても観光地の通りは魅力がいっぱい!
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石畳は昔の風景そのものである!
(2012年4月 広西省 黄桃鎮)
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この上の交差する道路からは川の風景がよく見える しかしあえて、違う角度からの河の風景もまた違った道の風景である。
(2004年10月 湖南省鳳凰古城)
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竹林の上をロープウェイで見学出来る 四川省の郷土料理の店で昼食を食する 思いのほか辛くは無かった!
(2009年10月 四川省成都から重慶に移動する途中 竹海竹林にて)
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通りの両脇で地元の人達がいろんなものを持ち寄り売る 品物の中で珍しい物などは興味が湧く。 (2009年10月 四川省成都市郊外 落帯古城にて)
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この通りを見学する少し前に見た通りは古い街並みに所狭しと土産物屋が溢れている。同じ通りでも随分と雰囲気が違う。
(2012年4月 広西省 大圩鎮)
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所々に昔の道具をそろえ、お客の興味を引こうとした演出であろうか!
気の早い何組かの観光客が楽しそうに大声で話しながら通り過ぎる これから楽しい国慶節休暇が始まる!
(2009年9月 四川省黄龍古鎮)
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⑤番外としてその他の道の風景はどうで有ろうか!
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(2009年9月 四川省 汶川)
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(2003年10月 雲南省 龍門にて)
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(2002年9月 四川省成都から九寨溝、黄龍に向かう道)
この様にいろんな道(道路)の体験をした 怖い体験、楽しい旅、興味が湧く風景 どんな体験をするにも道(道路)が必ずある。
常日頃から通る道は自分にとっては特別感は無い しかし 通った事のない道は何となく、期待感がある まして、異国で有ればその期待感は何倍もの魅力に思えてしまう。
見るもの、聞くもの、感じるものすべてに五感が騒ぐ。
昨今そんな体験が少なくなってしまった コロナの影響で異国との接点も極端に少ない。
再び好奇心を呼び起こす、機会を増やさなければと思う。
季節もこれから外出に良い 取り合えず目的など決めず歩いて見よう!
自分の感性にも大いに影響する。
年齢に関係なく、いくつに成ってもこの『わくわく感』は失いたくない!
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