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フードデリバリーと飲食店6

コロナ禍で盛んになったのが
「フードデリバリー専門の飲食店=ゴーストレストラン」
ゴーストレストランとはポータルサイト上では普通のレストランに見えますが、実態はマンションの空き部屋や店舗のキッチンを活用した実店舗が無いものです。
個人で飲食店を開業するには店舗代だけでも結構な費用がかかりますが、ゴーストレストランなら安価でしかも一人で開業できるのです。
しかし腕の良いこだわりの美味しい料理を出す、という人が集まってくれば良いのですが、現実はそうはいきません。
キッチン一つに30店舗もの洋食・中華・てんぷら・鰻等々色々な分野の「仮想店舗」が入っているところもあります。
もちろんそんな大量多種な調理ができるわけがないので冷凍食品に軽く火を通しただけ、というのが多いです。
そしてオーナーはコロナ禍で効率よく儲けようとしか考えていないので安価な外国人労働者に調理させます。
そう、ボドイが多いということです。
これが前述「出前館を使った錬金術」に利用されるとどうなるか。
結構な金額が流れるのは容易に想像できます。
 
そんなゴーストレストラン、私も色んなところで配達依頼を受けました。例を挙げると
 
国内最大手?「KitchenBASE」一番まともなゴーストレストラン。
キッチンも新品だし大体1キッチンに1店舗。

居酒屋が昼間ゴーストレストランをしている店舗。
30店舗ほどの様々な店舗が入っている。
しかし調理をしている店員は一人。
「美味しい明太子と生パスタのお店 太陽のパスタ」
なんて長い名前がついているのが特徴。
ものすごく態度の悪い外国人が二人で運営している。

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焙煎工場さかいち日記

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コーヒーのこと、漫画のこと、野球のこと、電気自動車のこと、自転車のことを中心に身近で起こっていることをつづっていきます。 特に都政にいいた…

東京都新宿区の直火式珈琲焙煎士兼販売店オーナー。 学生時代はほぼ昭和で平成元年社会人デビュー。 大手自動車メーカーに就職したのに6年で退職。 その後派遣を含めあちこち転職し続けて20年。 平成10年12月に脱サラしてようやく念願の独立。 一番好きなものは漫画。