【やってみた】Adobe Firefly × ストックイラスト
noteではあまり記事化していませんでしたが、私は以前からストックイラスト&ストック動画をやっています。
投稿先はAdobe Stock、PIXTA、イラストAC、Motion Elementsの4箇所。
ただ、オリジナルで制作するのは少し行き詰まりを感じていたので、ここしばらく投稿していませんでした。
そして2024年4月。
Adobe Fireflyに「スタイル参照」「構成参照」が搭載されたことで、より自分の求めるタッチを表現できるようになってきたので、生成画像をストックイラストへ投稿することに。
せっかくなので、どんな感触なのか備忘録も兼ねて記事にしてみます。
私が投稿しているイラストの特徴
元々、ボタニカル系のイラストや水彩テイストのイラストが好きで。
なかなか自分で描き込むのは難しいジャンルでもあるので、「やりたいけど実力が伴わない!」と感じていたジャンル。
ユーザーとして、イラストACでよくダウンロードしていました(笑)
Adobe Fireflyで色々と試行錯誤し、以下のような水彩系ボタニカルイラストを生成しています。
ざっくりとした作り方は以下の通り。
(1)Illustrator iPad版でレイアウトを作り、「構成参照」へ読み込み
(2)Adobe Frescoで水彩タッチと使用したいカラーをざっくりとのせたもの作り、「スタイル参照」へ読み込み
(3)ごくシンプルなプロンプトで生成(3単語くらい)
(1)と(2)のおかげで、プロンプトをこねなくても、かなりイメージ通りの作品ができあがります。
これをそのままイラストとして投稿したり、Photoshopでレイヤー処理や背景の調整をしてから動画に仕上げたりしています。
各ストックサイトの傾向
2024年4月時点で、なんとなくわかってきた傾向をメモしておきます。
Adobe Stock
Fireflyの兄弟分(?)なはずなのに、一番厳しいと感じています・・・
なかなか審査が通りません。
イラストは今のところ全滅。
動画は、ちょっとズームさせる程度では不採用になります。
それなりにしっかり加工しなくてはならない。
このご時世、ドルで支払ってもらえるので、単価が高くありがたいサイトなだけに・・・本当はもっと採用してもらいたいけど、AIに厳しい!
審査期間は4日〜1週間程度でした。
PIXTA
基本的には全部採用されました。
審査期間は通常より少し長いものの、1週間ほどで完了。
個人的な要因が多そうですが、動画がFTPアップロードに対応していないので、アップロードエラーに見舞われることがしばしば。
サムネイル生成のエラーも多発しており、動画の書き出しフォーマットを見直す必要がありそうです・・・
これまで投稿したイラスト&動画と比べても、アクセス数は悪くありませんでした。
イラストAC
こちらはイラストのみ投稿。
動画ACのクリエイター登録はしていません。
イラストACは他の有料ストックサイトと違って著作権放棄になるので、専用のイラストを投稿する必要があります。
なので「本命」を有料に、「サブ」をイラストACに投稿しています(笑)
イラストACは、とにかく審査期間が長い!
通常のイラストは2〜3日以内に完了しますが、生成AIだと約20日かかりました・・・
ただ、今のところ不採用はゼロ。
DLもそれなりに出ています。
JPEGだけであることを考えると、かなり良い動き。
しばらく大量投入してみるつもりです。
Motion Elements
こちらは動画しか投稿していませんが、エラーなし&そもそもリジェクトされないので、ストレスフリーです(笑)
カテゴリ選択時に「AI生成」を必ず選ぶ、というルールがありますが、逆に他の制約が無さ過ぎて、サイト全体の治安が心配です・・・
売上動向は、もう少し様子が見えてきたら改めてレポートします!
とにかく今は生成楽しい!(いつまで続くかな・・・)