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東京から長野に移住して4年目になりました。

こんにちは、さかと申します。

こちらは、#みんなの移住 国内移住・海外移住 Advent Calendar 2020 21日目の記事です。遅くなってすみません。

私は、4年間に東京世田谷区から長野県に移住した話をします。

今年はコロナの影響で企業のテレワーク導入がいっきにすすみ、この町への移住者も増えているそうです。(少し前のスッキリ移住特集でも紹介されました)
特に「ちょっと移住に興味があるよ」という方の家族にむけて、書いてみます。

移住して、今の気持ちと当時の気持ち

今となれば「あのとき移住しておいてよかった!」と、今の暮らしを気に入っているのですが、そう思えるようになるまでしばらくかかりました。

理由は「乳幼児を育てる大変な時期に引っ越した」「縁もゆかりもない土地だったので知り合いがいない」「車生活になるのに運転が苦手」などです。

救われたのは移住者・二拠点居住者の多い町だったことと、夫のコミュニケーション能力の高さ。
地元・移住組問わずどんどん知り合いを増やしていくので、その縁で私も友人ができ、気分転換もできるようになってから楽になりました。

あとは運転技術の向上。
さすがに毎日運転していたらそれなりに慣れました。

仕事のこと

東京からのアクセスは良い
東京へのアクセスがよく電車で新宿まで2時間半くらいで行けます。
新宿までの高速バスもあります。そのためか、二拠点居住の方も多く暮らしています。私の夫も時々東京に出張にいって、普段の仕事はこの町にある仕事場で行う、というスタイルです。

コワーキングスペースと移住支援金がある
使い勝手のよいコワーキングスペースがあります。
あまり知られていないようですが、町営のものです(民間に委託の形をとっている)。
また、このコワーキングを利用する条件で移住すると、最初の1年間は移住支援金がでます。(※2020年12月現在。役場との面談など条件があります)
時々イベントなどもやっているので、顔をだしていると知り合いができやすいかもしれません。

地域おこし協力隊の方がいます。
つまり地域おこし協力隊対象地域です。
「移住したいけれど、新しく仕事を探さないといけない。」という方は、地域おこし協力隊に申し込むのもよいかもしれないですね。

生活のこと、子育てのこと。

待機児童がいない
前年秋に申し込みをすれば、ほぼ必ずどこかの保育園に入園することができます。
これ、私にはとても大きなポイントでした。
私は個人で細々と仕事をする程度だったので、前に暮らしていた東京世田谷区では保育園入園は厳しかったと思います。

車生活になる
車の運転が必須の生活になります。
町の中に大手スーパー2軒、総合病院、ホームセンター、ドラッグストア、100円ショップなど、ひととおり生活に必要なものはそろっているので、車さえ運転できればとても暮らしやすいです。
スーパーには地元野菜の直売所もあるので、季節の新鮮な野菜が安く手に入ります。(たまに珍しい野菜や山菜もあって面白いです)
車で1時間圏内にアウトレットや大きな公園(マルシェやイベント多い)、スキー場、道の駅もあります。

私はペーパードライバーでしたので、慣れるまでに少し時間がかかりました。それでも、最低限の買い出しや送迎など、町の中で暮らす分にはなんとかなりました。
けれど、たまには息抜きしたい。
そう思うなら、ある程度運転になれる必要があります。

町にスキー場が2つもある。
町民割引があるので、朝おもいつきで滑りにいって、お昼ご飯に帰ってくる、というのがマジでできます。
ウインタースポーツを愛する方には、めっちゃいいと思います。(そういう知人もいます)。

つまり何が言いたいのかというと

私はあの時に、夫の勧めでこの町に移住してよかったと思います。

とはいえ「子どもが小さい時期に誰も知り合いのいない町に移住する」のは最初はしんどい思いもあると思います。
都心では当たり前にある一時保育や家事代行なども、あまり一般的ではないようです。

移住を検討されている方は、よくよくご家族と話し合ってから決めてくださいね。



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