株式会社三和鑑定事務所とは?(事業内容/採用情報)
株式会社三和鑑定事務所は損害保険鑑定のプロフェッショナルとして活動している事務所です。
損害保険鑑定は、あまりなじみのない職業かもしれません。しかし1600年代に世界で初めて担当し、のちに制度化されるほど歴史的に古い職業です。
国内でも明治に入って損害保険会社が設立され、そのことをきっかけに損害保険鑑定の専門家が誕生しました。
鑑定人は迅速かつ正確に保険金額を算出しなければなりません。これまでの経験や専門知識を使って、事故の当事者が納得でき、円満に解決できるような案を提示する必要があります。
株式会社三和鑑定事務所は損害保険関係のプロフェッショナルとして、70年を超える歴史があります。その経験を生かして、今後も損害賠償に関する問題を中立の立場で解決しようとしているわけです。
株式会社三和鑑定事務所とは?
株式会社三和鑑定事務所は損害保険鑑定人が多数在籍している事務所です。保険事故が発生したときに、現場に赴き事故の原因や状況などを調査します。
その結果をベースにして、支払うべき保険金額を確定させるのが主な役割です。損害保険鑑定のプロフェッショナルで、保険会社の委託を受けて活動しています。
株式会社三和鑑定事務所では保険金の算出を機械的に行うことを良しとしていません。公正・中立な立場を厳守するのはもちろんのこと、その中でお客様に親身になって対応する企業づくりを目指しています。
突然の事故に見舞われれば、お客様は先が見えずに不安に感じるはずです。そのようなお客様の不安を少しでも払しょくできるように迅速に保険金額を確定するのが、損害保険鑑定人の重要な役割です。
株式会社三和鑑定事務所の強み
株式会社三和鑑定事務所は、さまざまな財物の損害を鑑定する損害保険鑑定人が多数在籍しています。
豊富な経験を有しているスタッフも少なくありません。その中で培ってきたノウハウを生かして、どのような事故でも適切な補償額を算出できるのは強みと言えます。
拡大するフィールドに柔軟に対応
損害保険鑑定人は、もともと火災鑑定人と呼ばれていました。主に火災事故における鑑定や調査をメインに活動してきました。
しかし火災保険は今では家に関する総合保険とも言われ、水害や自然災害などさまざまな事故を保証対象にしています。さらに地震保険も登場して、地震や津波などの被害に関して鑑定する役割を担うようになりました。
今では飛行機や船舶、自動車を除いたありとあらゆる財物の損害を鑑定する専門家の役割が求められます。また損害鑑定人になるためには、鑑定人試験に合格しなければなりません。
株式会社三和鑑定事務所では損害鑑定人のキャリアアップにも力を入れています。鑑定人試験は1~3級までありますが、上級資格である1級試験合格に向けてのキャリアサポートを行っているのも強みの一つです。
多くの経験の積める事務所
株式会社三和鑑定事務所のこれまでの実績を見てみると、いかに数多くの案件を引き受けているかがわかります。たとえば年間案件数は2018年12,000件以上を記録しました。
鑑定人1人当たりの取扱件数は、年間200件程度に達しており、これだけの受注実績があれば、短期間でも鑑定人としてさまざまな経験が積めるでしょう。
株式会社三和鑑定事務所では中途採用者を積極的に受け入れているのも特徴の一つです。2024年8月末時点で在籍しているスタッフ61名のうち、実に57名が中途採用です。
鑑定人として転職先を探している、鑑定人として今後キャリアチェンジしたいと思っている人にはおすすめと言えます。
株式会社三和鑑定事務所の事業内容
ここまで紹介したように、株式会社三和鑑定事務所では損害保険鑑定を主に実施している企業です。その中でも主な事業について、いくつかピックアップしました。
損害鑑定業務
損害保険の対象になる物件がいろいろな事故などの災害に見舞われた場合に、事故鑑定を行う業務です。事故の状況や原因だけでなく、損害の範囲や復旧方法について検討し、それをベースに損害額を算定します。
取り扱う事故は多岐にわたり、火災や自然災害のほかにもイベントの中止、リコール、サイバーリスクなど多種多様な損害事故が想定される仕事です。
どのような事案でも正確に鑑定できるように、経験豊富な鑑定人を多数抱えている事務所です。
評価鑑定業務
保険契約者が事故に見舞われた場合、現状復旧するためにしっかりした補償を受けなければなりません。そのためには、保険対象の物件の保険価額を正確に評価する評価鑑定業務をしなければなりません。
取り扱う物件は多岐にわたり、製造工場やプラント施設、商業施設、神社仏閣などが考えられます。いずれも評価方法が違ってくるので、正確に評価するためには豊富な経験が必要です。
三和鑑定事務所には70年超の実績があるため、鑑定人そのものの経験にプラスして社内のデータベースを駆使して、正確な保険金額の算定が可能です。
大規模自然災害業務
地球温暖化の影響か、日本でも異常気象に見舞われることも少なくありません。スーパー台風と言われる強力な台風やゲリラ豪雨、豪雪問題などは毎年ニュースなどでも取り上げられます。
さらに地震大国の日本では、今後首都直下型や南海トラフ地震の発生リスクが高まっています。
大規模自然災害業務とは、このような大規模自然災害が発生した際に、現地に赴き損害鑑定を行う業務です。
三和鑑定事務所は1995年に発生した阪神淡路大震災や2011年の東日本大震災をはじめとして、多数の鑑定人を現場に派遣した実績があります。
株式会社三和鑑定事務所の採用情報は?
株式会社三和鑑定事務所では採用情報を随時出しています。損害保険鑑定人の仕事に興味のある人は、採用情報をチェックしてみると良いでしょう。
求められる人物像
何といっても気遣いのできる人材が求められる職業です。お客様の立場にたって、どうすれば納得してもらえるかを常に考えて行動できるような人材が必要です。
また損害保険鑑定人は、いろいろな人と話をしなければなりません。よってコミュニケーションスキルの高い人に適性があると言えるでしょう。
向上心のある人は、損害保険鑑定人としてふさわしいと言えます。資格試験は1~3級まであり、上級資格取得のために日々研鑽できる人であれば、この業界で活躍できるでしょう。
損害保険の世界は、新しい知識も日々登場するため、最新情報を常に吸収できるような学習意欲の高い方は採用の可能性も高まります。
福利厚生について
株式会社三和鑑定事務所では、基本給のほかにも家族手当や住宅手当などがついてくるほか、鑑定人として現場に急行した場合は現場日当がついてきます。
もし事故が夜間だった場合、夜間立会日当も上乗せされると思ってください。
休日はシフト制で、土日や祝日に勤務する場合はありますが、平日に振替休日が与えられます。年間休日は120日ありますので、ワークライフバランス重視で職場を探している人にもおすすめです。
引用元:https://www.sanwakantei.co.jp/recruit/requirements.html
株式会社三和鑑定事務所の会社情報
設立:1975年(昭和50年)(創業:1942年(昭和17年))
本社所在地:大阪市中央区今橋2-5-8 トレードピア淀屋橋3F
代表者:代表取締役社長 藤原昌明
資本金:1,000万円
従業員数:73名(鑑定人61名) ※2023年4月現在
株式会社三和鑑定事務所のまとめ
株式会社三和鑑定事務所は損害保険鑑定人として、事故発生時には現場に赴き事故の状況などについて鑑定する業務を請け負っています。これは、損害賠償額を正確に算出する重要な業務です。
株式会社三和鑑定事務所では随時募集が出ているので、損害保険に関する業務に携わりたいと思っている人にはおすすめです。
鑑定人試験受験の支援も実施しているので、鑑定人としてキャリアアップしたいと思っているのであれば、株式会社三和鑑定事務所の募集要項はチェックしておくと良いでしょう。