承認欲求の話

こんにちは、さいとうです。

今回は承認欲求の話をしようかなと。

人間には、3大欲求があるって言いますよね。
所謂、食・性・睡眠。

この3つは日本ならではの表現らしいのですが、私は「承認欲求」も加えて4大欲求にならないかな、なんて思います。
結構真剣に。

褒められる、認められるって、すっごい嬉しいんですよね。
自分だけじゃこの嬉しさは感じられません。

私の場合、仕事でミスをした時や私生活で落ち込んだ時、無理やり自分を鼓舞する為に大好きなお菓子を沢山買ってご褒美にしたりします。

でもそれじゃ全部は満たされないんですよ(迫真)

もう1つ正直な話をすると、実は私ここ数年で執事喫茶にドはまりしたんですよ。
ご飯が美味しい、執事さんたちがかっこよくて面白い。色々な要素はあるんですが、一番はやっぱり褒めてくれるところなんです。

(多分これは運営の策略にまんまとハマってるんでしょうね...)

簡単に話すと、私たち客は「お嬢様」(お坊ちゃま、奥様、旦那様まである)で、忙しい私たちの為に「大旦那様」(私たちの父親)が作ってくれたティーサロンで束の間の休息を楽しむ場所。
そしてその場所には名前の通り「執事」が。誰かしら1人は私たちのテーブルについてお給仕をしてくれる、そんな感じです。

大体1時間半くらいの滞在でご飯やアフタヌーンティーを楽しみ、その中で執事さんと色々な話が出来るのですが、それがまぁ承認欲求どんぴしゃな訳です。

端的に言えば、「何しても基本褒められる」

ほらどんぴしゃ。
分かりやすい実例を出しましょう。

執事喫茶でのお会計はテーブルで行います。
支払い方法は現金かクレジットカード。
「普段は使用人が済ませますが、今日はお勉強も兼ねてお嬢様がお会計してみてください」だなんて。
それでいざ会計金額ぴったりの現金を出せば、

「大正解でございますお嬢様!!」
「この控え(レシート)は額縁に入れて玄関に飾りましょう!!」

これだけで欲求が満たされる世界。
しかもそこは執事「喫茶」なので食欲も満たされている。

執事喫茶を思い付いた人、感謝の気持ちをお金に乗せたいので口座番号教えてください。

とまぁ、とてもとてもちょろい人間である私の例なのであまり刺さらない人もいるかもしれませんが。
当たり前のことを褒めてもらえるって、結構貴重なんですよね。

褒められることで、自分では気付かなかった長所に気付いたりもします。
それが例え、執事さんたちなりの気遣いや営業だったとしても。

勿論気軽に行けない時の方が多いです。
だから私はよく、心の中で呪文を唱えています。

「今日の私もラブリーだなぁ」

lovelyとは
(目も心も引きつけるような)美しい、かわいらしい、快い、愛嬌(あいきよう)のある、すばらしい、愉快な
(引用:https://ejje.weblio.jp/content/lovely)

個人的には、「すばらしい」を指しながら唱えてます。
普通に言うよりも強いオンナになれる気がするんですよね。あと語感が可愛い。

特に最近は、1年前と比べるとだいぶ息抜きしづらい世の中になっています。ウイルスは本当に1回表出ろって思ってます(治安)
なので尚更、いつどこでも自分を褒めてくれるのは自分しかいないんです。

だったらもう徹底的に褒めねば。

まぁ人に褒められた時の喜びには到底及ばないのでこの自己肯定は実質本心ではないっていう。
私の自己肯定の話はまたいつか別の機会にでも。

承認欲求を満たすのって本当に難しい。認めてもらえる様なことをしっかりやり遂げないといけない。でもその「しっかり」の基準は人によって違う。
なんかこう、週に1回でも良いから無条件で褒め合う時間とか作られないかなぁ、なんて。
流石に無理だと思うので、私は今日も心の中で「今日の私もラブリーだなぁ」って唱えようと思います。

それじゃあ今回はこの辺りで。
もしオススメの呪文があったら教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?