見出し画像

なぜ『極悪女王』で“ブック”というネットスラングが使われたのか

なぜ『極悪女王』で“ブック”というネットスラングが使われたのか。ニコ生で配信されたものを大胆に編集したものです(語り/ジャン斉藤)

『極悪女王』の議論が白熱しています!SNSでも全面的に絶賛しちゃいけないみたいな雰囲気になりかけてまして、「一部のマニアの方は不満があるようですが」なんて前置き付きで褒めるポストが散見されて笑ってしまいました。安心してください。プロレスファンは狂犬ばかりじゃないですよ!(笑)。

なぜ燃えているかといえば、「ブック」という存在しないネットスラングがたびたび使われていたからですが、ケーフェイ絡みは慎重に扱ってもなんだかんだ言われますからね。柳澤健さんの『1984年のUWF』も、そこから無理筋に全面否定しようとする声があった。だから安全運転で車を走らせなきゃいけないんですが、この配信に向けて資料を整理していたら、暴走しているDropkickの過去記事を発見。皆さんは「ブックなんて言い方はしない」って否定するじゃないですか。そこはボクも同意なんですけど、まさに「ブック」(台本)が流出したことがあるんですよね(笑)。

皆さん、『ハッスル』の台本流出事件をおぼえてます? アサヒ芸能に流出したやつですよ。ボクは台本流出事件を中村カントクに振り返ってもらったことがあるんですが、ホントにデタラメなんです。以下、一部抜粋!

【過去記事まるごとセット/2024年9月】
浅倉カンナ、安保瑠輝也、タケダイグウジ、保高幸子、AKIRA、シュウ・ヒラタ、小佐野景浩ほか。コラムもたっぷり!

過去記事まるごとセット/2024年9月

ここから先は

6,338字
この記事のみ ¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?