塩村あやかの「プロレス芸」はなぜここまで燃えたのか
ジャン斉藤が語る「塩村あやか夏のプロレス芸」について(ニコ生配信したものを再編集した記事です)
プロレス界隈ではすっかり鎮火した塩村あやか参議院議員の「プロレス芸」発言。基本的にプロレス側はすぐに「終わった」話になったんですけど、そのあとに塩村議員に殺害予告が飛び出したりして物騒なことになってたんですよ。そしてびっくりすることに、一部の方々からは「新日本プロレスのオーナー木谷英明は動いたのは塩村議員が叩きやすい女性だったから!あと馳浩のスキャンダルをごまかすため! それを応援するプロレスファンは自民党支持者であり、ネトウヨである!」的な認識もされたり! あくまで政治信条や思想の強い方々の声なんですが、比較的プロレスに関心のある文化人・サブカル方面でも「あ……そういう認識になってるんだ」と戸惑ってしまう意見も見聞きしました。そこに反論する者が現れたりして、プロレスという言葉の使い方を超えて、いつのまにか党派性が強い騒ぎになってしまった。
いったいどうしてここまでの騒ぎになってしまったのか。
SNSでプロレスという言葉が雑に扱われることはよくある話ですけど、普段だったらネタにして消化したうえで、今回でいえば男色ディーノ先生の「政治家のプロレス芸呼ばわりに一言申すムーブメントに乗り遅れた!」から始まる総括ツイートで幕が下りていたはずなんです。「乗り遅れた」どころか、ここからますます燃え上がることに……。
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