K-1のONEチャトリ批判は何が狙いだったのか?
ジャン斉藤が語る「K-1のONEチャトリ批判」について(ニコ生配信したものを再編集した記事です)
プロレス転向した佐々木憂流迦選手のインタビュー記事は読み応えあるんですが、キャリアをスタートしたばかりなのに試合も面白いんですよ。まず「格闘プロレス」じゃないのがさすがのセンスなんですよね。「格闘プロレス」がダメだと言ってるわけじゃなくて、たとえば中村大介選手のようにUWFが根っから大好きでUスタイルをやるのはすごくよくわかるんですよ。でも、べつにU系が好きでもないのに「格闘家だから」ってことでUスタイルっぽくやったり、格闘技の色を全面に出すのはどうなのかなと前から思ってまして。
90年代から格闘家がプロレスに転向するときは「格闘家」として臨むみたいな風潮に拍車がかかったと思うんです。それは猪木さんがプロデューサーとして「変にプロレスを教えないほうが緊張感が出る」という方針もあったんですけど。昭和の時代はジャンボ鶴田や長州力などのオリンピックアスリートから、力士出身の天龍源一郎まで、みんなイチからプロレスに浸かって学んでいったわけですよね。そのうえでどことなくアスリートとしての顔を覗かせていた。憂流迦選手も昭和っぽい流れというか、「格闘家プロレス転向の呪い」を打破している感じはありますね。今後に期待しかないです。
■女子格闘家シン・ユリDM被害
■那須川天心、武尊へのエールが炎上
■K-1とRIZINがONE批判
■秋山成勲のONE日本大会出場ツイートが最高
■RIZINランキング騒動
■飯伏幸太の「プロレスの仕組み」ツイート
■堀口恭司、UFC即タイトルマッチはあるのか?……このあとへ続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?