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IWGP女子王座設立にあれこれ言う会

この記事はIWGP女子王座設立を語ったDropkickニコ生配信を記事にしたものです(語り:ジャン斉藤)

過去記事まるごとセット/2022年8月
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過去記事まるごとセット/2022年8月


今回のテーマはIWGP女子王座設立なんですが、前提としてボクは現在の新日本プロレスは世界一のプロレス団体だと思っています。規模的にはWWEのほうが圧倒的に上なんですが、新日本クラスのアスリート性の高いプロレスはできていない。まあWWEはやろうとはしてないともいえますが、そのへんは新日本が突き抜けてますよね。で、同じブシロードグループのスターダムでIWGP女子王座設立自体には何の不満もないです。ただし設立の経緯があまりにもズンドコすぎる。新日本はいったいどうしちゃったんだろう?

騒ぎの発端はスターダム戦略発表会で木谷さんの口からIWGP女子王座設立が発表されたことです。IWGPと銘打たれているタイトルですから新日本プロレスと一緒に会見をやるべきだし、スターダム単独で明かされることじゃない……という批判が相次ぎました。それはもっともな指摘なんですが、そんなことは新日本関係者もわかっているはず。木谷さんにアドバイスできる人はいなかったのか、木谷さんが独断で決めたことなのか……。まあボクはこれはこれでいいんじゃないかと思ってたんですよ。木谷さんと新日本はあまり関係がよろしくないというか、スターダムのほうがプロデュースしやすい雰囲気は伝わっていたし、そういった対立図式があったほうが11月の合同興行も面白くなりますし。

ところがですよ。その火種を大きくしていけばいいのに……あらためて新日本プロレスとスターダムの合同会見で、IWGP女子王座の設立が正式発表されたんですけど。古くからのプロレスファンからの反発の声があったことを見越してなのか、木谷さんが猪木さんの言葉を引用して設立の意義を訴えたんです。

『だけど、いつの時代も常識に縛られていては新しいことを生み出すことは出来ない。俺がよく言う「一歩踏み出す勇気」と「1mmの非常識が新日本プロレスを作った来たんだ」ということは言っておいてもいいかな』

この言葉のようにですね、我々は1mmの非常識、また一歩踏み出す勇気を持って新しい時代にチャレンジしていきたいなという風に考えております。

http://battle-news.com/?p=87804

これはどうかと思うんですよ……。ブシロード体制の新日本はユークスから続く「脱・猪木」路線でここまでカムバックした。言い方を変えれば猪木さんのカラーをいっさい排除してきたし、無視してきた。なのに、こういうときだけ猪木さんの言葉を利用するんですか!?と(ドン)。

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