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渡辺華奈に負けを付けたジャッジ2人を調べてみた

この記事は渡辺華奈vsイリマ=レイ・マクファーレンを語ったDropkickニコ生配信を記事にしたものです(語り:ジャン斉藤)

【RIZIN大阪】笹原圭一「萩原選手は難敵アグォンを選ばなくても……って思いましたよ!」

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ボクは最近判定に関してそんなにゴチャゴチャ文句は言ってないんですよね。あんまり言うことで「際どい判定=疑惑の判定」だと受け取ってほしくないですし、「こっちの判定勝ちだけど、俺はこっちですけどね」って幅を取って見ています。そんなボクがですね、今回の渡辺華奈vsイリマ=レイ・マクファーレンの判定にはかなり納得がいってないんです。ここのところの判定に文句はないんですけど、その傾向に対して思うところはありまして、今回の試合で沸点に達してしまったのかもしれないです。

思うところとは何かといえば、現代MMAの傾向である「抑え込んでるだけで何もやってねーからポイントにならねー」ってことは理解してるんですよ。でも、抑え込まれた側が何もしてないのにポイントがついてるイメージがあるんですよね。たとえばテイクダウンを防いだり、グラウンドからスタンドに戻したうえで主導権を奪え返すなら評価してもいいんですけど……。

今回の試合で1ラウンドを取ったのはイリマですよね。2ラウンドは寝技でワタカナさん。で、勝負の3ラウンド。そこでイリマが1ラウンドで見せたような打撃を見せるなら「ワタカナさんは抑え込んでるだけだから、もうちょっと削りたかったなあ。惜しいなあ」って判定負けでも納得できるんです。イリマは細かい打撃をポコポコやっていたというけど、ワタカナさんもポコポコ打ってるし、ボクなりの計測ではその数にそこまで差はなかったんですよね。みなさんもチェックしてみてください。

ワタカナさんはイリマをぶん投げて、サイドやバックを取ってコントロールしてるのに、数発差のポコポコだけで無効化されちゃうんですか?それって「抑え込んでるだけで何もやってねーからポイントにならねー」に引っ張られてないですかね。繰り返しますが、イリマが1ラウンドのような攻めを見せていたらわかりますよ。でも、そうじゃないでしょう。

「堀口恭司vsコールドウェル2」の判定とはケースが違う……続きはこのあと

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