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UFC日本大会実現へのラストピース

UFC日本大会は実現するのか?(文/ジャン斉藤)


バンタム級か、フライ級か。デビュー戦から即ランカー戦か……UFC参戦表明をはたした朝倉海の動向が北米界隈から注目されています。UFC参戦がアナウンスされた場所が他団体(RIZIN)の場だったいう珍しさ。その後もUFCサイドがピクリとも反応してこないこともあって、やたら情報に飢えているのかもしれません。この件絡みでRIZINの榊原信行さんがダナ・ホワイトと会談していたことを北米界隈が知ったら、「PRIDE復活!」と妄想をさらにたくましくするかもしれないですよ! 

この朝倉海の参戦、そして平良達郎の躍進により、UFC日本大会開催の機運が高まっていますが、都内近郊大会場は1年前からの予約が必須。会場確保の面から2024年の開催は現実的ではありません。では、2025年はありえるのか。プラス・マイナスそれぞれの材料から検討してみましょう。イッツ・タイム!!

まず威勢のいいことを書き殴ってみると、朝倉海獲得はUFC日本大会のラストピースがステキにハマったと捉えています。なぜ朝倉海がラストピースになるのか。その「答え」は兄の朝倉未来や、RIZIN広報の笹原さんが「契約は好待遇」と口を揃えていること。これ、ものすごく重要な発言です。深読みすれば、朝倉海はUFC軽量級史上最大の新規契約を結んだ可能性が見えてくるからです。

・朝倉海スタールートの意味
・フライ級転向説の見立て
・UFC日本大会、惨敗の歴史
・開催最大のハードルは…まだまだ続く

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