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2023年3月の記事一覧

武藤vs内藤が問う観る側のプロレス・リテラシー■斎藤文彦INTERVIEWS

武藤vs内藤が問う観る側のプロレス・リテラシー■斎藤文彦INTERVIEWS

――今回のテーマは武藤敬司引退試合とあの日の興行全体の総括になります。

フミ はい、よろしくお願いします。すでに語り尽くされている感はあるのですが、観る側のパースペクティブ(視野)といったらヘンかもしれないけれど、観戦歴3年のファンだったらその3年の視界で見ていただろうし、観戦歴10年のファン、観戦歴20年のファンはそれぞれの視野、それぞれ視界、それぞれに違ったものが見えていたんだと思うんです。

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春の閉店セール? RIZIN最終回説/RIZIN広報・笹原圭一

春の閉店セール? RIZIN最終回説/RIZIN広報・笹原圭一

――笹原さん! 4月5月のRIZINが豪華すぎて「最終回なんじゃないか?」って声で溢れています!

笹原 はい、RIZINは4月の大阪、代々木、5月の有明の3大会でおしまいなので閉店セールの大盤振る舞いなんです! 皆さん、いままでありがとうございました。せーの、We are RIZIN!!

――6月大会に備えてタイ合宿を張っているクレベル・コイケが怒りますよ!(笑)。よく見ると大阪も代々木も有明

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アメリカから帰ってきたSareee 「“戦うプロレス”がずっと私の中にあります」

アメリカから帰ってきたSareee 「“戦うプロレス”がずっと私の中にあります」

――新型コロナの影響でWWE参戦が遅れたSareeeさんですが、コロナが落ち着いたところで日本に帰ってきた感じになりましたね。

Sareee そうなんですけど、アメリカはかなり前にコロナは終わっている状態でしたね。向こうでは誰もマスクは誰もつけないですね。

――日本に帰ってからのほうがコロナの影響を感じたりしますか?

Sareee 日本のほうが制限が多いと思います。アメリカはコロナが流行って

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【令和の掣圏道】平本蓮「佐山聡さんを意識して戦います」

【令和の掣圏道】平本蓮「佐山聡さんを意識して戦います」

――4月29日のRIZIN代々木大会の記者会見では対戦相手の斎藤裕選手、そして朝倉未来選手と同席しました。

平本 朝倉未来と一緒に会見をやれる機会はなかなかないと思ったんですよね。いつもどおりトラッシュトークを仕掛けるのもいいなと思ったんですけど、ボクの予想ではそれだとガン無視されるなと。ラリーで盛りあがるってことは絶対にないっていうか、向こうはあくまで「いや、俺はそんなどうでもいいので勝手にや

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【vs朝倉未来!!】牛久絢太郎インタビュー

【vs朝倉未来!!】牛久絢太郎インタビュー

――朝倉未来戦は大晦日のリング上で発表されましたが、最初に試合のオファーが来たのはいつぐらいだったんですか?

牛久 ええっと、試合が正式に決まったのは、たしか大晦日の1~2週間前ぐらいですね。

――朝倉選手の名前を聞いたときはどう思いました?

牛久 最初はビックリしたんですけど、でも「やっときたな」と。

――「やっときた」ですか。

牛久 2年前の大晦日に弥益(ドミネーター聡志)選手と未来

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猪木さんは「おまえ、俺のことを信用してねえだろ」と……鈴木秀樹インタビュー

猪木さんは「おまえ、俺のことを信用してねえだろ」と……鈴木秀樹インタビュー

――猪木さんのIGFでデビューされた鈴木選手にお話を伺いたいなと。

鈴木 猪木さんが亡くなられたのは10月1日ですよね。あっという間ですねぇ。

――みんなが猪木さんのことをずっと語っていることもあって、亡くなられた感じがしないんですよね。

鈴木 ボクは亡くなられた翌日の朝に「お顔を見に来ませんか」と連絡があったんですね。ボクは猪木さんの近しい人とは言えないんですけど……。

――謙虚ですね(

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【ナマズ節】芦澤竜誠インタビュー「皇治はバカ」

【ナマズ節】芦澤竜誠インタビュー「皇治はバカ」

――プロレス格闘技の乱闘のガチ度をチェックするのが好きだったりするんですけど、最近は“なんちゃって”が多い中、芦澤選手のやつはホントに危ないな……ってドキドキヒヤヒヤしてて。

芦澤 みんな“なんちゃって”なんすよ。結局、みんな乱闘すれば数字が取れるみたいな感じでやってるわけじゃないですか。俺のはガチなんで。俺にマジでケンカ売ってくれって。みんなやってやるから。俺はマジでやるんで。

――ケンカを

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【全文無料公開】西川大和はなぜPFLを選んだのか?■シュウ・ヒラタ

【全文無料公開】西川大和はなぜPFLを選んだのか?■シュウ・ヒラタ

――西川大和選手がPFLと契約したことが発表されました。

シュウ はい、サインしました。

――発表まで時間がかかったのは春からシーズンが開幕するPFLの都合のようですね。デビュー戦は4月14日ラスベガス。相手のクレイ・コラードはUFC1勝3敗、PFL3勝2敗で元UFC王者のアンソニー・ペティスにも勝っています。西川選手はUFCと契約するも白紙となり、来春以降の再契約を目指してましたが、どういう

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【闘争家、北米PFLへ】西川大和「自分が好きな格闘技で生きていける」

【闘争家、北米PFLへ】西川大和「自分が好きな格闘技で生きていける」

――タイで絶賛修行中の西川選手ですが、北米で勢いに乗るPFLと契約されたそうですね。

西川 はい、契約しました。

――UFCとの契約がサステインとのトラブルで白紙となり、再契約に向けて動いていたわけですが……西川選手としてはどういう判断だったんですか?

西川 好きな格闘技ができるし、試合で食べていける。そこは日本にいるときから変わんないです。好きな格闘技をやりながら食べていける。以上って感じ

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「プロレスLOVE」以前の武藤敬司が大好きだった

「プロレスLOVE」以前の武藤敬司が大好きだった

――武藤さんの引退興行は素晴らしかったですね。

斉藤 引退って体力や気力がもう限界に達しているリングから下りるわけで、そうなるとどうしてもセレモニー的になっちゃうもんですが、武藤さんの引退試合は“戦い”があったことで見応えがありましたよね。天龍さん(オカダ・カズチカ戦)や飯塚孝之(天山広吉戦)の引退試合も単なるセレモニーとして終わらなかった。格闘技でいえば高田延彦の田村潔司戦も最高なんですけど、

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井上直樹vsキム・スーチョル幻のバンタム級王座決定戦■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

井上直樹vsキム・スーチョル幻のバンタム級王座決定戦■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー。今回は井上直樹vsキム・スーチョル幻のバンタム級王座決定戦なんかを15000字で語ります(この記事はニコ生配信されたものを編集したものです)

――シュウさんがマネジメントする風間敏臣選手はRoad toUFC決勝戦で中村倫也に敗れちゃいましたけども、UFCと契約するという運びなんですよね。

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【UFC3連勝】平良達郎が頼もしいくらい贅沢なことを言ってくれる!!

【UFC3連勝】平良達郎が頼もしいくらい贅沢なことを言ってくれる!!

――おつかれさまです。後ろに飾ってある絵は平良選手が描いたんですか?

平良 あー、これはお兄ちゃんが保育園のときに書いた絵だと思います。

――お兄さんの絵が平良選手の部屋に飾ってあるんですか?

平良 あ、ここは自分の部屋ではなくて、実家のリビングなんですよね。

――あ、そういうことですか(笑)。ZOOMだと部屋っぽく見えちゃって……というわけで、UFC3連勝おめでとうございます!!

平良

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いまだ「AEW所属」CMパンクの見えない復帰ロード

いまだ「AEW所属」CMパンクの見えない復帰ロード

アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは、いまだ「AEW所属」CMパンクの見えない復帰ロードです!

「こっちに来ないでくれ。永遠に俺に近づかないでくれ。俺はアイツが大嫌い

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同期・船木誠勝が語る武藤敬司vs蝶野正洋 「2人はデビュー戦から大人でした」

同期・船木誠勝が語る武藤敬司vs蝶野正洋 「2人はデビュー戦から大人でした」

――武藤さんの引退試合ですが、最後の最後にサプライズで蝶野正洋さんと対戦。おふたりと新日本の同期だった船木さんもいろいろと思うところがあったんじゃないですか?

船木 そうですね。これは「始まりに戻った」ということですよね。

――武藤さんと蝶野さんはデビュー戦で戦ってますね(1984年10月5日)。

船木 だからどうしても武藤さんは最後に蝶野さんとやりたかったみたいですね。蝶野さんは相当、渋っ

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