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2022年11月の記事一覧

クマエフに惨敗も……芸風の変わらない青木真也の強さ

クマエフに惨敗も……芸風の変わらない青木真也の強さ

この記事は青木真也vsクマエフを語ったDropkickニコ生配信を記事にしたものですが、原型を留めていないどころか、インタビュー形式となっています(語り:ジャン斉藤)

――ONEシンガポール大会メインカードの日本人は4敗1試合不成立という厳しい結果になりました。

斉藤 徹底的に打ちのめされたから面白かった、とも言えますよね。「vs世界」という「死にゲー」の絶望に憂鬱になりながらも刺激的で。退廃

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猪木を語ることは自己の人生を語る行為である■斎藤文彦INTERVIEWS

猪木を語ることは自己の人生を語る行為である■斎藤文彦INTERVIEWS

――今月のテーマはアントニオ猪木です。

フミ 猪木さんが亡くなって4週間が経とうとしていますね(この配信は10月27日)。猪木さんに関して、きょうはふたつのことをお話ししようと思っています。まずひとつは、アントニオ猪木さんはこの世から去ってしまったんだけれど、ボクらの中では現在進行形の猪木さんがまだつづいている感じというか、続いているということです。もうひとつは、ビジネスとしてのアントニオ猪木。

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スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン率いるNWA、乱れる

スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン率いるNWA、乱れる

「ビリー・コーガンが考えているNWAのアイデアは駄目だ。小恥ずかしいよ。俺はもうNWAの一員として、こんなところに関わりたくないよ」

設立から74年が経ったNWA(National Wrestling Alliance)は、現在人気ロックバンド、スマッシング・パンプキンズのリーダー、ビリー・コーガンがオーナーとして辣腕を振るう団体である。

大のプロレスファンだったコーガンは、2017年にNWA

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手負いの平本蓮はRIZINに出るべきだったのか?■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

手負いの平本蓮はRIZINに出るべきだったのか?■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー。(この記事は11月4日にニコ生配信されたものを編集したものです)

――シュウさんがマネジメントする平本蓮選手がケガを明かしたうえでRIZIN名古屋の出場をあらためて宣言しました。3週間前にケガをしたということなんですけど、試合1週間前にこうやって発表するということは、欠場も視野に入れての動き

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【青春と金】格闘探偵団バトラーツの悲しき思い出……■臼田勝美インタビュー③

【青春と金】格闘探偵団バトラーツの悲しき思い出……■臼田勝美インタビュー③

――藤原喜明さん以外の所属選手が藤原組をやめられて、バトラーツを旗揚げされますが、皆さんお金があったわけじゃないですよね。

臼田 お金は全然ないっすね。合に出たときに一応ファイトマネーというかたちでもらってましたけど。とりあえずは、藤原組の頃からずっとリングの設営をやってくれてたパンチ(田原)さんのところでアルバイトとかしながら。自分はその頃、八王子の実家に住んでいたんで、週3日ぐらい越谷の道場

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福岡、名古屋、対抗戦!! 笹原圭一のブレーキの壊れたRIZINトーク

福岡、名古屋、対抗戦!! 笹原圭一のブレーキの壊れたRIZINトーク

大会後恒例の笹原圭一RIZIN広報インタビューです! 今回は福岡、名古屋、そして大晦日の対抗戦について!(聞き手/ジャン斉藤)

――笹原さん! 福岡、名古屋とRIZINの地方ツアーがあり、そのあいだにベラトールとの対抗戦が発表されて、年末に向けてRIZINが加速してますね。

笹原 まぁウチの社長の車にはブレーキが付いていないですから。「ムチャクチャ強く踏む」か、「強く踏む」という2択のアクセル

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ボクは最初からあのレベルの平本蓮を見ていたんです■石渡伸太郎

ボクは最初からあのレベルの平本蓮を見ていたんです■石渡伸太郎

――今日は、石渡さんが解説を務めた名古屋のRIZIN LANDMARK 04についておうかがいしに来ました! 

石渡 よろしくお願いします。

――主に平本蓮選手と元谷友貴選手についてなんですが、2人とも一時期CAVEにも練習に来られてましたね。

石渡 だから「石渡から離れたから勝った」という意地悪な意見がたくさんあるかなと思ったんですけど(苦笑)。

――あー、ここ最近の石渡さんって冤罪に近

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【悪口と本音の15000字】平本蓮インタビュー「朝倉未来には負ける気がしない」

【悪口と本音の15000字】平本蓮インタビュー「朝倉未来には負ける気がしない」

――平本さん、素晴らしい勝利でした。

平本 ありがとうございます!

――内容的にも相当、手応えがあった試合だったんじゃないですか。

平本 いや、そうですね。手応えはめちゃくちゃありました。試合中も時間が経てば経つほど、自信がついてきて。1ラウンド終了した時点で「このまま余裕で勝てる」「もうやられることはないだろうな」と確信していたんで。

――1ラウンド終了の時点で。

平本 はい。1ラウン

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岡田遼インタビュー「平良達郎のこと、アメリカと日本の違いのこと」

岡田遼インタビュー「平良達郎のこと、アメリカと日本の違いのこと」

――岡田さんは錦糸町でジムをオープンしたばっかりなのに、平良達郎選手の試合のセコンドでアメリカまで帯同していたのでビックリしました!

岡田 ハハハハハハ。ジムのオープンが10月1日で平良のUFCが10月16日だったんです。オープンと同時に入会してくれる方もいらっしゃったんですけど、次の週からボクがいないなら臨時休業になります……と。ホントにふざけてますよね(笑)。

――ハハハハハハハ! 

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私が愛した“若獅子”アントニオ猪木■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」

私が愛した“若獅子”アントニオ猪木■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」

プロレスラーの壮絶な生き様を語るコラムが大好評! 元『週刊ゴング』編集長小佐野景浩の「プロレス歴史発見」――。今回は私が愛した“若獅子”アントニオ猪木です!

――きょうは、毎月レギュラー連載している小佐野さんの配信版をお送りいたします。テーマは、先日お亡くなりになったアントニオ猪木です。小佐野さんといえば全日本プロレス系のイメージが強いですけれども、もともとは猪木さんの大ファンだったんですよね。

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格闘技界の契約トラブルとは何か■現地観戦の鬼・サーバル

格闘技界の契約トラブルとは何か■現地観戦の鬼・サーバル

格闘技界を騒がす西川大和契約問題。元キックボクサーにして現地観戦の鬼・サーバルさん@serval87とあれこれ語りました!(聞き手/ジャン斉藤)

――今回は格闘技界を騒がしている契約問題について、キックの観戦の鬼・サーバルさんと一緒に語っていこうと思います。

サーバル よろしくお願いします!

――前回の配信で少し契約問題に触れたときに、元キックボクサーのサーバルさんもコメントを書き込んでくだ

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齋藤彰俊インタビュー④「平成維震軍の愉快な仲間たち」

齋藤彰俊インタビュー④「平成維震軍の愉快な仲間たち」

――前回は新日本プロレス時代のケンドー・カシンとの意外な接点なんかを語っていただきました。

齋藤 カシン選手がPRIDEに出たときに、自分がセコンドに付いたのはそういう関係性があったんです。当時は公にはできなかったんですけど。

――今日もいまだから明かせるお話をお願いします! 本題に入る前に……新日本プロレス創始者であるアントニオ猪木さんがお亡くなりになりました。彰俊さんは平成維震軍時代、猪木

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愛犬も巻き込まれた? CMパンクの乱その後

愛犬も巻き込まれた? CMパンクの乱その後

アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはCMパンクの乱その後です!

「オマエはロッカールームの癌だ。AEWにとって害悪でしかない」

9月4日に起きたCMパンクとヤングバ

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「怒りとプロレス」……中邑真輔、アントニオ猪木を語る

「怒りとプロレス」……中邑真輔、アントニオ猪木を語る

WWEスーパースターにして“猪木最後の弟子”中邑真輔が語るアントニオ猪木!16000字インタビューで「猪木と怒り」を語っていただきました!(聞き手/ジャン斉藤)

――中邑さん、今日はよろしくお願いします。

中邑 おひさしぶりですね。

――取材自体は10年ぶりくらいなんですよね。今日は猪木さんについておうかがいしたいんですが、中邑さんは猪木さんの告別式に参列するために帰国されていたんですよね。

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