都電駅前2

前回件のお店に突入してから、何度か昼を食べに通っている。近いし安いしちゃんと美味しいしママさんの話も楽しいので、先日は妻も連れて行って、常連さんとも交流しながら食事をした。お土産にでかい高級柿をいただいたりもした。毎回来るたび異なるお客がいて、近くの会社員グループが奥で食事していたり、この地域に50年住んでいるというベテラン常連さんが飲んでいたりする。

(↑前回と同じ鮭定食)

一見では入りずらい店なのに、ママさんを中心に、長い時間かけて繋がってきた街の人たちの関係性がじっくりとこのお店を支えているように思う。一度踏み入れるとまた行きたくなってしまうアットホーム感があるので、夜も通ってボトル入れてしまいそう。

そこの空家の家主にこの前話ししておいたわよ、という報告も。今度お会いして部屋を見せてもらえるかお願いする予定。この繋がりから色々始まりそうな予感。

まちづくり 空家活用 街の活性化 場づくり エリアリノベーション アートプロジェクト コミュニティづくり 街並み再生 コワーキング シェアエコノミー などなどなど 

多分これらに当てはまることであろうけれども、これらの言葉を自ら掲げて背負った途端にうっと考え込んでしまう気もしている。

設計業と併行した街を楽しむ活動。もしくはこの街での暮らしと風景に少しだけ揺さぶりを与えてみる実験。やってみたいことは沢山あるが、定義付けられた言葉たちは一度括弧にいれて、このエリアで何ができるか、何を始めたら楽しいか。目の前の繋がりや対話の中から見つけたい。

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