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La nouvelle orange d'été

ニューサマーオレンジ。むりくり感のフランス語。

新夏柑橘、いえいえ日向夏ですね。

インパクト希薄気味でこれまであまり手が出せなかった。酸味も穏やか、香りも穏やかという事前情報。

日向夏ジュースは宮崎で飲んで濃くて美味しかった記憶はあるけれど、果実を購入して、贈ったことはあったかもしれないけど、自分で食べた記憶にございません。

やさしい味、パンチが無い、というイメージを植え付けられていたから。

昨今心も体もこもりっぱは良くないと思い、ふらふらと外出、ふらふらと電車に乗って隣の隣町へ。

直売所みたいなマーケットを訪れた。前回語った国産オレンジが出始めていた。濃縮還元までは量的にならなさそうだけど、生は美味しいのかもしれない。

で、今回はニューサマーオレンジだけ連れてきた。検証の意味合いも込めて。

100均のシマエナガちゃんハブラシスタンドと

ふらふらを終えて帰宅。ニューサマーオレンジの食べ方をぐぐった。とりあえずカットして生で。

食べ方をネット先生に教わり、りんごのように皮をぐるりと剥いた。

他の柑橘と違って、ワタを残して硬い外皮だけ剥いていく。ワタは苦くなくほんのり甘みさえあるからとのこと。従います。 

きれいな実のカット方法があったみたいだけど、超テキトーに食べやすいサイズにカットした。

種が多い。カットした実から種を取り除いて器に盛った。

酸味はほぼほぼ無く優しい甘ささわやか

柑橘マニアには物足りないのではと思う位酸味が控え過ぎ。なんでだろう。

外皮を剝く時の香りはOK、果実の黄色は満月を思わせる美しさがいいと思った。

味については生では個人的には酸味の刺激が少し欲しいかな。

しかしひとつはひとりでペロリあっという間にたいらげてしまった。

残った外皮。何か使えますか。やはり多い声はピールみたい。香りもやさしい割に茹でこぼし回数は他の柑橘類と同じみたいだから、すべきか迷う。

日向夏の日向はやはり宮崎県のこと。宮崎県ではそう呼ばれ、高知県では小夏。静岡県や愛媛県で、ニューサマーオレンジらしい。

自分がゲットしたのは神奈川県産。表記は、ニューサマーオレンジ(日向夏)。こちらについては、作られた場所が想像しやすい。海を望む斜面の光景が浮かぶ。

青い空と海、深緑の山と葉っぱ。
みかんならそこにオレンジ色みかん色が加わるのだけれど、ニューサマーオレンジだと、オレンジがイエローに置き換わるのかな。

いずれにしろ鮮やか。くねくねのヒルサイド3桁国道で、季節にはそれぞれその色の景色が見られることでしょう。

柑橘類の個性を並べて比較したりして楽しみたい。もう梅の実も見かける季節だけれど。

日向夏のようにさっぱりと。ありがとうございます。

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