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Wi-Fiはどうなの?

先日、「NURO光 for マンションに変えてみた」を読んだ友人から「で、Wi-Fiのはどうなの?」と聞かれました。「速くて良いよ」と回答したら「そうじゃなくて、Wi-Fiは測らないの?」と言われました。Wi-Fiのことまで考えていなかったので計測してみました。
今回は、そんなお話です。


計測の環境と前提条件

以前に投稿したNURO光 for マンション(以下NURO光)の記事では、Wi-Fiをオフにして有線接続だけで計測した結果です。
今回はその逆で、Airからケーブルを抜きWi-Fiをオンにしてスピードテストしました。ついでにiPhone13 mini(以下13mini)もテストしました。また、Wi-Fiは、5GHzと2.4GHzを比較してみました。

  • 2024年1月17日の9:20〜10:00に実施

  • macOS Ventura 13.6.1、Google Chrome(120.0.6099.129)

  • iOS 17.21、Google Chrome(120.0.6099.119)

テスト時のデバイス接続イメージ(イラストは、シルエットACより入手・加工)

今回のスピードテストは、インターネット速度テスト(M-Lab)FastSpeedtestの3つのWebサービスを利用して、ダウンロードとアップロードをそれぞれ3回計測し、その平均を算出してみました。
また、13miniではSpeedtestのWebサービスではアップロードが計測できなかったため、アプリをインストールして計測しました。

当然ですが、5GHzと2.4GHzで全然違う

全体の平均は、以下の通りです。5GHzは、2.4GHzと比べて、ダウンロードはAirで約14倍/13miniで8.2倍、アップロードでAirで約7.7倍/13miniで4.8倍速いという結果が出ました。やはり、5GHzの速度は圧倒的ですね。

全体の平均値
5GHzのスピードテストの実測値
2.4GHzのスピードテストの実測値

SGP200Wを調べてみた

ふと気がついたのですが、このデータってNURO光よりもSGP200Wの通信速度(性能)の方が影響しますよね?(今更ですがw)
ということで、SGP200Wを調べてみました。

SGP200Wの製造元のSYNCLAYER社のカタログとNURO光の記事がありました。

現在、SYNCLAYER社のWebサイトに掲載されている2022年6月のカタログには最大通信速度(以下最大)の記載がないのですが、調べている中で出てきた2021年4月のカタログには、以下のように記載してありました。

  • 5GHz:IEEE 802.11a/n/ac(最大1733Mbps)

  • 2.4GHz:IEEE 802.11b/g/n(最大600Mbps)

また、NURO光の記事では、SGP200Wの無線LANは最大1300Mbpsと記載されていました。カタログに記載されている値よりも若干低いのですが、まぁその辺はあまり気にしないということで。

実測値ではダウンロードで最大656.7Mbpsだったので、上記最大値の半分にもなりませんが、Wi-Fiでは普通のようですね。

試してみることに失敗はない

デイル・ドーテン著、野津智子訳『仕事は楽しいかね?』きこ書房(2001年)第3章タイトルより

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