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からすみづくり2022 DAY1



プロローグ

時は来た。
今年もやっていかねばならない。

歳時とはそういうものであり、
趣味もまた、そういうものである。

STEP1: ボラ子を買う

大阪府産、3kg15入れで10,000円ほど。

本当は12入れぐらいを狙っていたのだけど、買いに行った日はモノがなく断念。

ちなみに去年は、値段に飛びついて入り数不定のB品箱を分けてもらった結果、小さなボラ子が30腹ほど入っており、終わらない血抜き作業に泣いた。

大阪湾で漁業?これも歴史の厚みです
穴あき発泡に下氷<ボラ子<シート<上氷、の順で仕立て
B品なので破れが混ざっている。自家用なのでヨシ

STEP2: 塩を買う

からすみづくりには、とにかく塩を使う。
去年どれだけ使ったかを忘れてしまったので、とりあえず8kg買った。
お値段は9,500円。ボラ子ぐらい高い…

精製塩ではなく、雑味のある塩のほうがよい、とどこかのブログでみた記憶があり、Amazonでそれっぽい塩をいくつか選ぶ。

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STEP3: 血管に穴を開ける


ボラ子にめぐらされた血管に、針で穴を開けて血を抜く。
自家用なので神経質に細かく作業はせず、太い血管には穴をあけて血をこそげ取り、細い血管は穴を開ける程度。

針は裁縫針を転用。
コンロで針先を焼いてから使っている。

この後、ボラ子を氷水に漬けるのだけど、一晩漬ければ血管が収縮し、穴から血が排出されるので、この作業の時点ではさほど神経質にならなくてもよい。

とはいえ、15腹(30本)の血抜きには時間がかかる。今回は1.5時間ぐらい。

太い血管には横から
細い血管には上から
太い血管の血は指で押し出せる

STEP4: 氷水に漬ける

血抜きを終えたボラ子を氷水に漬ける。
3リットルタッパーに1キロ(5腹)ずつ、3箱に分けて浮かべる。タッパーは冷蔵庫で一晩。

明日を待つ


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