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早いもので
もうすぐ俺がシスターズハイに関わり始めてから一年が経つらしい。シスハイに関して書くなら絶対に140文字に収まるわけがないので、初めてnoteを使って色々と書いていこうかなと思う。
ていうか、まずは俺が自己紹介しないといけない。ほんとはシスハイに関わることになった時点で何かしらしとくべきだったなぁと反省してる。
名前はさいとう かい(さいとうなんて苗字はありふれてるので名前だけ覚えて)
平成13年6月21日生まれの二十歳
出身は青森県
パートはベース
好きな食べ物はメンマと高菜とちくわ
嫌いな食べ物はきゅうり
皆さんこれからもよろしく。
さて、俺が初めてシスハイと出会ったのは新潟の「TEPPAN」というイベント。当時の俺はバンドのライブを見たことすらなかったし、そんな人間がインディーズシーンに興味を持つわけもなかったので、その日の出演者(テレコのモトキさん、ミニマムジーク、シスハイ、ルーキー、シークミー、エリハだったと思う)は当然見たことも聞いたこともなかったし、なんならちょっと舐めてた。所詮インディーズなんでしょと。当然間違いだった。トッパーのモトキさんの弾き語りからトリのエリハが終わるまでずっとライブハウスの熱気というか活気というかそれまでの自分じゃ表現できないようなエネルギーに圧倒されていた。そんなエネルギーをその日一際強く放っていたのがシスハイだった。シスハイを初めて観るのがあの日でほんとよかった。
この日はもう一つ別の目的もあってそのイベントには来ていて、それはまさやさんに会うことである。というのもこの時期シスハイは前のベースのかいせいさんが抜けることもあってベースを募集している最中で、たまたま俺のサークルの同期とまさやが同じバ先だったので、シスハイのベース候補として紹介してもらっており、とりあえずまさやさんと連絡先交換しようってことだった。ここから俺とシスハイが関わっていくことになる。
ちなみにこの時まさやさんが俺と挨拶を交わした後にめちゃくちゃ不安そうな声と仕草で、「ベースやってよぉ〜」と言っていたのがライブの時のドチャクソにカッコいい姿からしたらなんとも情けなくて印象に残っている。もう一つ言うとこの時今ドラムをやってくれているミロさんも来てたらしい。運命って不思議。
その後はなんやかんやあって初ライブを迎えるのだが、これがもう緊張せずにはいられなかった。当たり前と言えば当たり前だけど。シスハイと関わっていくうちにシスハイが新潟でどういうバンドなのか、どのくらい人気があってどのくらい期待されているのか、どんなパフォーマンスがシスハイの売りなのか、シスハイのベースに期待されていたものは何か、がだんだんわかってくるにつれて俺なんかがやっても大丈夫なのかな?っていう不安ばかりが大きくなった。そんな状態でライブすること自体が間違いなのは言うまでもないが、不安に自信が押し潰されてしまった当時の俺はそんなこと考えることも出来なかったし、そんな状態でライブを続けていて、もちろん良いわけがなかった。
初ライブから、二ヶ月とちょっとたった6月3日の静岡umberのライブ後の出来事。シスハイの1stEPのレコ発が目前に迫っている日の出来事だったのだが。その日の打ち上げの終わりにシスハイの全員がユーキさんに集められた場でユーキさんが俺に一言。
「お前このままだとクビね、お前のこと一回もかっこいいと思ったことねーんだわ」
衝撃だった、それまで不安な心持ちでありながらも続けて来れたのは少しはメンバーたちに認められていると言う自負があったからである。そしてその毛ほどの自信をその日に叩き潰された。
俺は泣いた、打ち上げのその場で号泣した。もう救いようがないくらいみっともなかった。
それから俺はもうがむしゃらにやるしかなかった、次のライブまで10日もなくて、それでもなんとかして認めさせてやらなきゃなくて、必死だった。
そして迎えたレコ発当日は、当時の俺からしたら大成功もいいところだった。初めてライブが気持ちよかった。メンバーからの見る目も対バンからの言葉もあの日は違ったことをほんとに鮮明に覚えている。そこからちょっとずつシスハイとの関わり方も変わっていって、サポートから正規のメンバーになった。
まだまだ、書こうと思えばいくらでも書けるくらいにはいろんな出来事があったし、それぐらいに濃い一年だった。いろんなバンド、人間、音楽と関われたおかげで始めた頃よりは確実にベーシストとしても人間としても成長できたんじゃないかなと感じるのと同時にそれでもまだ足りないというのも嫌というほど自覚している。これからの一年やることは山積みだし、山はすぐに崩れるもんじゃないってことで地道に頑張っていくしかない。
とりあえず、これからもよろしくお願いします。
もっとおもろい文書けるように努力します。
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