5.10大塚MEETS
久々に対バンイベントに出させてもらいました。
場所は大塚MEETS、光太郎さん企画のAcoustic Lover 2023、OAも入れて全7組の大ボリュームイベント。
僕の出演が決まったのが割と直前だったというのもあって、ワクワクと同時にどこかフワフワした気持ちもありました。
対バン自体かなり久しぶりだったし、Rihwaちゃんとか〜なり昔にご一緒させていただいたことがある以外は、実質初顔合わせ。どんな感じで割り込んでいこうか全然イメージが固まらないまま当日を迎えたのですが、
結果、めっちゃ楽しかった。笑
とにかく皆さんが素晴らしくて、なんかもう自分はとにかく楽しむだけ！って、吹っ切れた気持ちでライブできました。
みんながみんなちゃんとそれぞれの言葉を持っていて、それを伝えようという気持ちに曇りがなかった。7組もいながら、下は18歳、上は40歳がずらりと並びながら、誰1人としてその点において気後れする人はいなかったと思う。
ライブは歌い手の”人間の部分”が見えてしまう。それは同時に、そのことに耐えうる”人間”を備えているかどうかが試されるということでもある。それはもう上手い下手とか正直関係ないのね。さらけ出す勇気と覚悟があるかどうかでしかない。
そういう意味で昨日の出演者はみんな、僕なんかよりずっと上だと思ったし、だから自然と開き直れた。「お先に勉強させていただきます」という気持ちで、楽屋からステージに向かった。そして自分自身に言い聞かせた。恐れるなと。こんな僕だけど、それが僕なんだから。それ以上でもそれ以下でもない僕をただステージの上に置いていくだけ。シンガーソングライターとして、こんなにフレッシュな気持ちでライブできたのっていつぶりだろう。
そういうわけで個人的に昨日のライブは100点！誰がなんと言おうとも！笑
それであかんかったらしょうがない。でもそれでいい。
むろん明日は明日の、もっといい100点を取る。そのまた明日も、また次の明日も。大柴さんのMCじゃないけど、その気持ちを忘れないようにしようと思う。
誘ってくれた光太郎さん、そして、平日にも関わらず来てくださった皆さんに、最大限の感謝を。どうもありがとう！
老婆心ながら1組ずつ感想。
・O.A①ユメギワユイさん
リハの時から「孤独の強さを信じたい」と言うフレーズがずっと離れなくて。楽屋でお話し聞いてても、その言語化能力の成熟っぷりに驚きました。そして太くてまっすぐな歌声が言葉に負けてないのがいい。MCで僕に触れていただきありがとうございました。笑
・O.A②YURAさん
センスの塊。飄々とした佇まいのなかに、決して譲らない意志の強さを感じるあたり、筋金入りのミュージシャン気質。いずれ然るべき人たちが、彼女をほっとかないのでは？今しか書けない素直な歌をどんどん書いていって欲しいです。普通に聴きたい。
特にこの10代の2人に出会えたことは幸運でした。なんでその歳でそんな言葉が出てくるの？？って驚かされる事ばかりで。楽屋で根掘り葉掘り聞かせてもらいました。こういうとこの図々しさは歳とった人間の特権ですね〜。笑
・近石涼くん
YouTubeなどで観れる今っぽい爽やかさもいいけれど、彼の本質は「ライブハウス・ブレイバー」という言葉に表れていると思った。ライブハウスで直に観たいシンガーソングライター。メッセージも歌唱もとても熱いけれども、ただ熱いだけじゃなくて、彼は自分自身や自分の置かれてる状況を冷静に分析する”目”も持っている。だから、ただのど直球とは一味違った奥行きを感じるんですね。今後がさらに楽しみ。
・村上想楽さん
自分が会場入りした時にちょうどリハーサルをやってらしたのですが、声がめちゃくちゃ良くて。この声を必要としてる人は、絶対にもっともっと沢山いるはず。そしてこれだけのものを持っていながらとっても人当たりが謙虚。応援したくなっちゃう気持ちがわかります。
次が僕の出番だったから、ライブを全部見れなかったのが心残りです、、。またライブ見に行きます！
・大柴広己さん
もちろん以前から存じ上げてましたが、今回念願の初対面。さすがとしか言いようがなかった。自然と手を上げたくなっちゃうタイミングとか熱量を熟知してる技術的な部分はもちろんですが、何より”自分はこうだ”っていう確固たる意志で音を出してますよね。シンガーソングライターの鑑のような人。そしてバックステージの雰囲気作りもすごく上手。7組ものアーティストがひしめく昨日のイベントが上手くまとまったのは、大柴さんがいて出演者同士の緊張をほぐしてくれたのもデカい。大事なのは本番だけじゃなくて、その前からすでにライブは始まってるんだよね。本当勉強になりました。
・Rihwaちゃん
本イベントのトリ。”歌姫”って言葉がこんなにしっくりはまる人も珍しい。天真爛漫、愛嬌があって、音楽大好きって気持ちが伝わってきて、でも一度声を張り上げると、ガツーンと場を持ってっちゃう。生で聴けた「春風」も嬉しかったけど、新曲もカッコよかった。
前からこんなにカントリー風味だったっけ？？(そういえばミッシェル・ブランチと曲作ったりもしてたよね。)個人的にはめちゃくちゃ嬉しい驚きで、ぜひ機会があればまた一緒に何かやりたいです。バンジョーとかいつでも弾きに行くよ〜笑
最後に、言葉とメロディが合わさっただけでこんなにも魂が揺さぶられる、その感動を1番味わえるのは、やっぱりシンガーソングライターのライブだと思う。音源や動画では絶対に伝わらない何かがそこにはある。もっと色んな人のライブが観たいな。まるで駆け出しの20代の頃に戻ったような飢えた気持ちが心地よい夜です。
そして実はこの人も観に来てくれました。
慶ちゃん！
新曲も聴いてもらえて嬉しかったぜ。
ありがとう！
それでは皆さん、また次回のライブで。
GoジャニGoーーー！
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