見出し画像

コマンダーサミットin大阪ガチコマオープンレポート

勝った時だけレポ書くマン。
コマンダーサミットin大阪ガチコマオープンに参加してきてなんと勝てたのでせっかく勝った時くらいはレポ書くかと思い書いてみました。
記憶を頼りに書いているので間違っているところもあるかと思いますが、大目に見てください。


デッキ

https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/707929

マッチ

1R

《刃を咲かせる者、ナジーラ》→《秘密売り、ティヴィット》→○《狂気を操る者チェイナー》
割とゆっくりとした立ち上がり、3人卓だったので強引にコンボの方が強いだろうとサーチして《生き埋め》《再活性》ブッパ、《ナジーラ》に《むかつき》でカウンター探され止められるもナジーラは返しにクリプト死。
さらにその返しでティヴィットが《発明品のうねり》で《時の篩》サーチするも3人卓な上1人落ちのためファクトカウントが足りず追加ターンは無限まで行けず途中でターンが返ってきた。なのでもう一回リアニして勝ち。
完全に運での勝ち。勝っておいて言うのもアレだけど《ティヴィット》の方の不運だっただけだと思う。

2R

《狂気を操る者チェイナー》→○《工匠の主任、ウルザ》→《虎の影、百合子》→《野生の魂、アシャヤ》
サーチも絡めれば3tキルいけそうな良い手札でキープするも1t目の《百合子》から出た《墓掘りの檻》でキツい展開、自分のマナマイアか《アシャヤ》のマナクリ抜いてゆっくりプランでいこうと大釜サーチにするもさすがに危険過ぎると判断されてアシャヤの《刻み角》に即破られる(忍者用ブロッカーのためとは言え《Phyrexian devourer》なんて置いたら当たり前)。
百合子が誘発でジワジワと削るなか、ウルザは着々とトークン量産し始め、そのうち誰も巨大トークンに対抗出来なくなり圧殺され負け。
こう言うマッチするとやっぱり黒タイタン入れて暴力プランあった方がいいのかと思う。

3R

《鋭い目の航海士、マルコム》+《激情の薬瓶砕き》→○《狂気を操る者チェイナー》→《織り手のティムナ》+《トリトンの英雄、トラシオス》→《野生の魂、アシャヤ》
立ち上がりは全員割とゆっくり。
最初にマル砕きが動き、《光り角の海賊》を出すもティムトラが《サイクロンの裂け目》で《鋭い目の航海士、マルコム》をバウンスして対応。
《狂気を操る者チェイナー》が場にいてハンドに《ギックスの信奉者》がいたので次ターンの《鋭い目の航海士、マルコム》キャスト上の攻防の上から勝とうと考え《ライオンの瞳ダイアモンド》サーチしたが、ティムトラはマル砕きにターン渡すと対応出来なかったのか自ターンにオラクルコンボを始め、それへの攻防で対戦相手のリソース減ったところを上から《ギックスの信奉者》落として《Phyrexian devourer》《歩行バリスタ》《無限なるトラザイン》落として《無限なるトラザイン》釣って勝ち。

4R

《厚顔の無法者、マグダ》→○《狂気を操る者チェイナー》→《織り手のティムナ》+《トリトンの英雄、トラシオス》
ティムトラがマグダの妨害のため中々マナ使えずに不自由そうな動きで始まる。
構え続けているがスペルは割と通るので《ティシャーナの潮縛り》か《揉み消し》かなと思い、マグダの宝物が2回起動出来る10個ある状況にはならないように《トリスケリオン》でマグダをシューティングしつつ、こちらも「墓地に《ギックスの信奉者》があり、揉み消されても上から釣れるように3回分の黒9マナ出せる」と言う盤面作れるのを待つ。
ティムトラのマナが2マナになったタイミングでマグダが動くもそれを計略縛り、6マナは貯まっていたので《計略縛り》解決後《ギックスの信奉者》釣ってトラザインパッケージで勝ち。
変に9マナ貯まっていたら自分が《計略縛り》されて負けてた。マグダの方はティムトラの妨害は《敵対工作員》読みだったらしい。
1Rのデッキとして不具合が出ていたティヴィットも妨害役1人に押し付けられるティムトラもそうだけど、3人戦は損な役回り押し付けられるジェネラルが出て4人集まらなかったらbyeじゃダメなのかって気はした。
ともかく〇×〇〇になり、決勝ラウンドには勧めることになる。

準決勝

○《狂気を操る者チェイナー》→《浄火の戦術家、デリーヴィー》→《織り手のティムナ》+《ルーデヴィックの名作、クラム》→《織り手のティムナ》+《トリトンの英雄、トラシオス》
マリガン続きで5枚キープ、しかも土地は《Bazaar of Baghdad》のみでまずは土地を掘り当てるところからスタートしなければならないハンド。
一応《吸血の教示者》はあったので《Bazaar of Baghdad》で《沼》を引き当て《ヨーグモスの墳墓アーボーグ》サーチしてマナを伸ばす、その間置かれた《リスティックの研究》も《エスパーの歩哨》も《息詰まる徴税》もケアしてる余裕ないし3人で妨害刺し合ってもらう方針でノーケア。
その後、《エスパーの歩哨》の追加ドローに合わせて《オークの弓使い》で《波止場の恐喝者》落として釣れたのでマナ問題は解決。
ただハンド差は大きいので《エスパーの歩哨》でも釣ってゆっくりやろうとしてるところ、ティムクラの《ジェスカの意志》から《沈黙》が捲れ唱えられ状況が激変、沈黙の上に大量のスタックが積まれ始めたのでティムクラ妨害用マナを確保するフリをして波止場出し入れしてマナを稼ぐ、妨害吐かれ切ったかなってところで《ルーン傷の悪魔》を釣り《ギックスの信奉者》サーチ、落ちてた《幽体のコソ泥》釣って《ギックスの信奉者》落としてトラザインパッケージ落として勝ち!
かと思いきやそこからまたスタック合戦が始まる。それでもなんとか稼いでいた宝物数足りて勝ち。

決勝

○《狂気を操る者チェイナー》→《ルーデヴィックの名作、クラム》+《織り手のティムナ》→《Rasputin Dreamweaver》→《鋭い目の航海士、マルコム》+《鸚鵡の匪賊、フランシスコ》
ハンドは全体的に重いものの1t目《取引仲介機》置けそうだったのでキープ。
ルーティングすると都合良く軽めの妨害生物引くので《Phyrexian devourer》《ルーン傷の悪魔》等のヤバイファッティ落として押せ押せプランを取り、疫病作り師と弓使いで生物の生存権を奪う。
マルコムフランシスコのエンドに《ネクロマンシー》で《ルーン傷の悪魔》釣ろうとするもティムクラの《サイクロンの裂け目》オーバーロードで許されず。
その返しに戻されたカード出した後、《精神を刻むもの》サクって全員のハンドとラスプーチンとマルコムフランシスコの盤面が空にするもラスプーチンが上から《厄災の痕跡》で墓地追放で《Phyrexian devourer》《ルーン傷の悪魔》などを追放し、さらに《神秘の教示者》で《Timetwister》を積み込む。
ラスプーチンのターンにTTでハンド回復されるも弓使いがいるので21点はティムクラプレイヤーへ。ライフロスが激しく弓使いがいる状態でロングゲームは無理と判断したのかティムクラは《最後の賭け》するも、ライフの都合で使えない土地もあり繋がらずフォーチュン死。
その後ラスプーチンはマナが少なくあまり動けず《金粉のドレイク》で奪った巨大オーク軍団トークンでアタックを続け、残り2人はブロッカー出したりジェネラル出したりするだけで全員決まり手に欠き、さらにはマルコムフランシスコから《アガサの魂の大釜》まで出てきて墓地すら使いにくい状況でロングゲームに…
その後、トップから降ってきた《伝国の玉璽》で《大いなる創造者、カーン》を積み込み出したカーンで大釜止めながら《Phyrexian devourer》回収し、《ギックスの信奉者》で《ライオンの瞳のダイアモンド》《歩行バリスタ》を落とし、トラザインの《ライオンの瞳のダイアモンド》の能力で持たせたトラザインで《Phyrexian devourer》を捨てトラザイン釣り直す変則トラザインパッケージで勝ち。
こう言うゲームの主導権持って戦うのは得意なデッキじゃないが引きの良さに助けられなんとか優勝。

考察

なぜチェイナーなんて時代遅れのジェネラルで優勝できたのか。

ティムトラが多かった

今回のコマンダーサミットin大阪でガチコマ本戦・フリプを通してティムトラが多かった。
《閃光》が禁止されハルクフラッシュが使えず緑取る意味が減ったことや、統率者神決定戦が始まり引き分けになりやすいロングゲームが嫌われ始めたことなどからティムトラからティムクラに乗り換える人が多い関東環境に比べ、ハルクフラッシュ時代のティムトラを正統進化させたようなティムトラが多いように感じた。
ティムトラはティムクラに比べトラシオスの能力用にマナを立たせたままターンを渡すことが多くなり妨害としてカウンターの使い勝手が良くそなるからかカウンターが多く使われているようで、勝つために必要なパーツはリアニで場に出すためそもそも呪文を唱える事自体が少ないことからカウンターには強いチェイナーにとってはありがたい環境だった。
マナを立たせてターンを渡すことは展開は遅くなりロングゲームになることに繋がり、最序盤からゲームが動くとマナコストの重さからついて行くのが難しいチェイナーにとって追い風だった。

チェイナーの知名度が低かった

デッキリスト見ても分かる通り入っているカードは訳の分からないものが多い。
《溜め込む親玉》は《Saw in Half》されるものだという認識が強そうだったし、ただのユーティリティカードの《取引仲介機》をコンボカードだと思われたのかやたら狙われたり、《ギックスの信奉者》は何度も能力聞かれるくらい知名度は低かったりと、チェイナーなんてマイナージェネラルなので当然なのだが対戦相手は手探りで対戦しているなと感じることが多かった。
どんなフォーマット・デッキでもそうだが、「自分は相手を知っていて、相手は自分を知らない」状態だととにかく有利に戦える。そのため所謂「わからん殺し」で勝てることが多かった。

感想と宣伝

という訳で、環境によってはチャイナーはちゃんと勝てるジェネラルだと言うことを証明できただけで満足です。
チェイナーは新しいクリーチャーが出るたび、新しいルート探せる面白いジェネラルです。流行りとはちょっと違うジェネラルを使ってみたいEDH勢の皆様、チェイナーとかどうでしょう?チャイナーはちゃんと勝てるジェネラルですよ!

あと、僕が運営しているDiscord飲酒EDHサーバー(飲酒鯖)では毎日cEDHカジュアルEDH問わず卓が立っておりますので興味あれば参加いただけると幸いです。(こんなサーバー名ですが飲んでいない方が大半なので飲まない方も是非)
https://t.co/evThhtCTp0

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?