初ラーメン二郎

ニコジョッキー『さいとうあずさの色々迷走中』内の企画で毎月今まで行ったことのない場所に行ってみようというのをやっております。

第2弾はラーメン二郎!

痩せの大食いならぬ、「デブの少食」である私さいとうにはハードルが高いこちらのお店。

事前にネットで調べても、「量が多い」「独特のルール」「男の世界」的な記事ばかり。

不安だけが募る…

頼んどいて食べれないわたし

「おい、姉ちゃん冷やかしなら帰ってくれ!」「一体いつまで食ってんだよ!」
「これだから女は嫌だね!」

とか言われんちゃうん?いい歳した大人なのに怒られんちゃうん?金払って怒られんのアホらしくない?

考えれば考えるほど緊張で食欲が無くなる…

結果、考えすぎでした!

普通に店員さん親切でした!

今回行ったのは新宿にあるラーメン二郎小瀧橋通り店。

おのぼりさんみたいな写真。

おらの地元さラーメン二郎なんてねぇもの!
これがあの有名な二郎かぁ〜
帰ったらみんなさ自慢しねばねの〜

食べログによれば二郎の中でも比較的店員さんも優しく初心者、女性向けとのこと。

助かるぅ!

お昼時を外して15時半ごろに行ったけど店内はほぼ満席。お客さんは男性のみ。

食券を購入ししばし待つ。

しばらくして店員さんに食券を渡し、「どうしますか?」と聞かれる。

ああ!ヤサイマシマシとか言うやつ来た!と動揺しつつ、

「あ、全部少なめでお願いします」

完全にひよった。ま、まぁ一旦様子見よか。

そしてカウンター席に案内されしばし待つ。

周りでは山盛りのラーメンをわしわしと食らう男性達。

見てるだけで胸焼けがしてくるぜ。

高まる緊張の中、ついにラーメン到着!

一緒に行った作家のレイはトッピング全部普通にしてたので違いを撮影。

あんまわからんのかい。
(一応上が普通、下がわたしの少なめ)

よかった…思ったより普通のラーメンの量な気がする…
そしてわたしは朝から何も食べずコンディションを整えてきている…今なら…食べれる!!

いざ実食!!

まずはスープ。背脂も少なめにしたのでスープは結構しょっぱめ。
でも東北生まれのしょっぱ口。この暴力的なしょっぱさが逆に好き。

続いて麺を食べる。
太くて短い。よく噛まないと喉つまりそう。ラーメンでこんな咀嚼したの初めて。でも美味い。モグモグ。

野菜もシャキシャキ。あれ?普通でも行けたかも!少なめだと物足りない気がしてきたぞ!

チャーシューは分厚くてでも柔らかくて脂もトロトロでうめぇ!

ラーメン二郎うめぇ!!

と思ったのも束の間。

半分食べたぐらいから如実に感じる満腹感。

麺をよく噛むが故に感じる満腹感。

あんなに美味しかったチャーシュー

先に片付けとけばよかった…
後悔の念に苛まれながらなんとか食べる。
いや、美味しいんですよ?美味しいんだけど…重い…
ごめん、わたし調子乗ってた。野菜少なめにしといてよかった。

はぁ…はぁ…苦しい…

後からやってきたカップルの女性のほうが、わたしが食べていたやつよりはるかに大盛りのラーメンをわたしより早くペロリと平らげて、

「あ〜、最高!家の隣に二郎欲しいなぁ〜」

って行って颯爽と帰って行ったのを見て、

「なんであのお姉さんはあんなに食べてるのにあんな痩せてるんや…それに比べわたしはこんな量も食べれないのにこんなに太ってさ…どうなってんの…もうやってらんないよ…」とぼやきながら残りを必死に口に詰め込む。なんとか食べ切った!

食べ終わった後の水、うまっ。

こうしてさいとうのラーメン二郎デビューは幕を閉じたのでした。

美味しかったけど、ラーメン二郎食べたらその日1日もう何もやる気起きないなぁ。それぐらいエネルギーを持って行かれた気がする。
「ラーメン二郎を食べる」しかしてない1日だったのに、眠たくて仕方なかった。

だったら一体いつ食べればいいんだろう。

難しいぜ、ラーメン二郎。

結論
とりあえず家の隣にラーメン二郎はいらない。


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