死ぬまで生きなきゃいけないと思ったらめちゃしんどい

死ぬまで生きなきゃいけないと思ったらめちゃしんどい。

別に学生時代に特段いじめられてた事もないし、まぁ実家裕福ではないけどさ、行きたい大学まで行かしてくれたし、芸人という激烈不安定な道を選んで10年近くほぼフリーター生活してても辞めろと言わないでくれてるし、全然恵まれてる。わかってる。

でも死ぬまで生きなきゃいけないんだと思ったらめちゃしんどい。

ずっとずっとどっかでうっすら死にたくて、たまにその濃度が濃くなって「うおお!死にたい!明日来ないでくれ!このまま眠って二度と目が覚めないでくれ!」と酒をあおって眠る日がある。

高校の頃演劇部に入ってて、死にたいと思っている高校生のところに死神がやってきて命を奪おうとする、そしてやっぱり死にたくないって思ったその高校生は前向きに生きていくって誓う、みたいな厨二病丸出しの脚本をやったことがあったんだけど、バイトの帰り道にふとそれを思い出した時、死神が現れて命を奪ってくれるなんてこんな楽で確実な死に方無いじゃん!お願いしますってすぐ言うわ!死神側が「え?本当に?いいの?死ぬんだよ?もうちょい考えな?」って引くぐらいすぐ「お願いします!」って言ったるわ!と思ってしまった。

てかさ、なんでこんなに死にたいんだろう?

周りのみんなは何で死にたそうじゃないんだろう?

不思議だなぁ。

見えないだけで、みんなにもそれぞれ何かあるのかな。

周りの人から見たわたしも、死にたそうには見えないのかもしれないし。

わたしの人生に何が起こったら、死にたくなくなるんだろう。

死にたくなくなる時と、実際に死ぬ時はどっちが先に来るんだろう。

そんなことを考えながら眠って、また目が覚めて、また生きてしまうんだろう。

あぁ、死ぬまで生きなきゃいけないと思ったらめちゃしんどい。


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