マガジンのカバー画像

フリーランス1年生へ「僕たちは稼がなくてはいけないんだ」

20
クリエイター、ライター、ミュージシャンほか、物事を作ることをお仕事とした「フリーランス(個人事業主)」が投げ出してしまいがちな「税金」。そこで損しないための体験談と対策をまとめて…
運営しているクリエイター

#勘定科目

20/【フリーランス1年生も安心】10万円控除の青色申告に使えるカンタン帳簿!

●まずは見出しを作ろう Excelを使える人(Googleドキュメントのスプレッドシート、MacのNumbersも大丈夫)なら、計算式を入れてすぐに作れます。表計算ソフトは苦手、という人はとりあえず手書きでも大丈夫ですが、かなり横幅が長くなるので注意してください。 まずは、一番上に日付、内容、入金、それから勘定科目をズラーッっと並べて「列」を作ります。これは私の作ったサンプルなので、勘定科目に「修繕費」や「外注費」などを入れたい方はどんどん横長になりますよ。自分なりの勘定科

14/【フリーランス1年生なら絶対やろう】魔法の勘定項目「研究費」を作る

●万能の勘定科目「研究費」を活用しよう ただし「資料費」だけでは収まりきれないものもあります。観たい映画、読みたい本があっても、直接的には仕事に関係がなさそうなものについてです。そんな場合に便利なのが、もうひとつ新たに作った勘定科目の「研究費」です。 例えば企業であれば「今は役には立たないけれど、成功すれば将来的に収入を得るための研究を日々しています」そのための費用が「研究費」です。 同じように、私たちライターやクリエイターの場合「現状、仕事に関係はしないけれど、将来的に

13/【フリーランスならではの特権】クリエイターなら経費(勘定科目)をこう作る

●勘定科目は自由に作って良い 「海外旅行だって経費で落とせるよ」 それを言うと会社員の人たちは「マジかよ?それ違法じゃないの?」と笑いつつ羨ましがってくれます。そうなんです。会社には事業目的として定められた事業の種類があるので勘定科目はある程度決まったものになってしまいます。しかしフリーランスは自分の仕事を自分で管理することが前提です。だから、それにまつわる経費も自由に作ることができるわけです。これはフリーランスならではの節税の大きな強みになります。大いに活用しましょう。