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フリーランス1年生へ「僕たちは稼がなくてはいけないんだ」

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クリエイター、ライター、ミュージシャンほか、物事を作ることをお仕事とした「フリーランス(個人事業主)」が投げ出してしまいがちな「税金」。そこで損しないための体験談と対策をまとめて…
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2023年4月の記事一覧

20/【フリーランス1年生も安心】10万円控除の青色申告に使えるカンタン帳簿!

●まずは見出しを作ろう Excelを使える人(Googleドキュメントのスプレッドシート、MacのNumbersも大丈夫)なら、計算式を入れてすぐに作れます。表計算ソフトは苦手、という人はとりあえず手書きでも大丈夫ですが、かなり横幅が長くなるので注意してください。 まずは、一番上に日付、内容、入金、それから勘定科目をズラーッっと並べて「列」を作ります。これは私の作ったサンプルなので、勘定科目に「修繕費」や「外注費」などを入れたい方はどんどん横長になりますよ。自分なりの勘定科

19/【フリーランス1年生】確定申告の準備は今日から始める

●本当に「帳簿」を作る意味はあるのか? とりあえず先々(毎年2月)の確定申告のことは置いておいて、 そのために使える「領収書の整理」と「帳簿作り」の実践を開始しましょう。これは、日々進めておかないと「いざ、確定申告」の時期になって、いろいろなことが思い出せなくなったり、領収書の内容がわからなくなったりと大変なことになるからです。 とにかく、ルールとして確定申告には「帳簿」と「経費の領収書」が必要です。 が、冒頭からがっかりする話を書きますよ? せっかく準備した帳簿も整理し

18/【フリーランス1年生】税理士さんはいくらかかる?お金をかける余裕がある?

●勘定科目のおさらい ここまで延々、経費の勘定科目に関して説明してきました。多くのフリーランス、特にライター、クリエイターと言った人たちにとって、おすすめのラインナップは全て説明したつもりです。これまでの勘定科目、くどいようでうがもう1回、紹介した順番におさらいしますね。 地代家賃 業務に使っている家賃、管理費、駐車場代など。自宅の場合家賃の半分が目安 水道光熱費 自宅の場合、電気代は全体の7割。水道代、ガス代は3割を目安 通信費 電話料金、インターネット回線料、レンタル

17/【個人事業主は要チェック】まだまだある勘定科目を見落とさないで

これまでは、みなさんに興味を持ってもらいたいため「そんなものまで経費になるの?」という勘定科目を優先してご紹介してきました。今回はまず、そこから抜け落ちている物もフォローしておきます。 ●もし仕事の一部を人に頼むなら「外注費」 私の場合は、原稿の執筆からイラストやデザインまですべて自分で仕事にしているので発生することはないのですが「外注費」というものがあります。例えば店舗を構えている個人事業主の場合看板やメニュー値段表などクリエイターの方に発注する場合もあるでしょう。もち