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イラスト集「ひらくひと」のはなし

こんにちは、彩田花道です。

2022年9月のCOMITIA141にて販売したイラスト集「ひらくひと」のお話をします。

「ひらくひと」は日々の中で「ひらく」人々と、光を取り込んで表情を変える視界を切り取ったイラストをまとめた本です。

紹介映像もあります。
楽曲は友人のイトイさんに作っていただきました。

イトイさんに曲を依頼した時の絵コンテ

朝に戸を開く/本を開く/お風呂の蓋を開く/カーテンを開く いろんな「ひらく」動作をしている人がコンセプトです、と説明したところとんでもなく素敵な曲を作ってくださいました。納品いただいたときはずっとリピートしていました。カラカラカラ、かちゃり、サーっといろんな音が聞こえるのがとても心地が良い。
ぜひ良い音で聞こえるヘッドフォンかイヤホンでお聞きください。

イラスト本の構成は見開きの左ページにひらくひとの一枚絵、
右ページに「ひらく前」「ひらいた後」の風景のカットイラストがあります。

こんなかんじ

彩田は室内に差し込む日の光が好きです。
黄色い光をうけた日用品がお互いを照らしあっている様子
影の中に滑り込んでいく反射した光
光が透過していっそう鮮やかになる色の濃いプラスチック製品
それらから受けた光で柔らかに明るくなる天井や壁

そういった自分が感じる「好きな光」を伝えるためには、「ただ開け放たれた眩しい空間を描くよりも、人を描いて光が射しこむ前後に思いを巡らせてもらうのがよいかもしれない」と考えてこのような構成を考えました。
伝わっていたらいいな。

イラスト本「ひらくひと」はここから購入できます。


「ひらくひと」を販売したCOMITIA141は彩田が人生で初めてサークル参加をしたイベントでした。本を作ることも準備も初めてでドッキドキしながら参加しました。思いがけずたくさんの人の目に触れて、手に取っていただけたことがとても印象的でした。

その時に販売した本がもう一冊あります。20冊だけつくってその時の自分を知っている人に向けてお渡ししました。再販は予定していませんが、せっかくなのでその本の話をメンバーシップ記事で書こうと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
もしよろしければ、またお付き合いください。

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