相談室のツブヤキ【臨時号】
いつもセゾン投信を応援してくださり、ありがとうございます。
セゾン顧客本位の相談室の増田と申します。
7月から“相談室のツブヤキ”と題し、メッセージを月に1回発信する準備をしていたのですが、第1回目の発信の前に臨時号を急遽発信することにしました。
その理由は、急激に進んでいる円安をきっかけとした“通貨分散”への注目です。
◆『外貨』への分散が注目されている
6/13に1ドル135円を突破し、約24年ぶりの安値をつけています。
1ドル90円台だった2009年頃には、私にとって海外旅行の楽しみの一つが免税店でのショッピングでした。日本より安く買えるため贅沢な気分を味わっていましたが、そのノリで買い物をすると今は大変なことになりそうです。(その前に早く海外に行けるようになりたいですが…)
さて、円安が進んでいることから、「外貨を持つこと」を意識されている方が多いようです。
「外貨」というと、外貨預金が頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
もちろん、それも一つの方法です。
◆セゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」(以下2つのファンド)は世界に分散して投資を行っていますので、この2つのファンドを保有することは「様々な外貨を分散して持つこと」に通じます。
(なお、セゾン共創日本ファンドは、投資対象が日本株式のみですのでこれには当てはまりません。)
2つのファンドは共に、投資対象地域の内訳は海外が約90%、日本が約10%です。
海外に投資している約90%の部分については、基準価額の算出の過程で当日の為替レートを反映させて、日本円に直した後に基準価額を公表しています。
そのため、円安は基準価額が上がる要因となり、円高は基準価額が下がる要因となりますので、「外貨を持つこと」と似た「通貨の分散効果」が期待できます。
◆為替ヘッジの「あり」「なし」
海外に投資する投資信託であっても、すべてが為替の影響を受けるわけではありません。
「為替ヘッジあり」と記載されている投資信託は、一般的に為替先渡し取引を利用して為替の影響を低減するように運用されています。
2つのファンドは、「為替ヘッジなし」ですので、繰り返しとなりますが、為替の影響を受ける運用をしています。
◆常にコツコツ・淡々と
結果的に、セゾン投信の2つのファンドを保有することで、意識しなくても通貨分散の効果を得ることができます。そのため今のような円安局面であっても、慌てて外貨を持つことを意識し直す必要はありません。
セゾン投信の2つのファンドは、長期・積立投資家が、その投資目的に沿って資産形成をするために設定・運用されています。
短期的なマーケットの変動に左右されることなく、引き続きコツコツ・淡々と資産形成を続けていきましょう。
セゾン顧客本位の相談室については、来月の“第1回目”の発信にて改めて紹介させていただきます。
来月も読んでいただけると嬉しいです。
セゾン顧客本位の相談室
増田 裕美
2022年6月16日作成
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投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので基準価額は変動します。その結果、購入時の価額を下回ることもあります。
また、投資信託は銘柄ごとに設定された信託報酬等の費用がかかります。
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