【2024.6】長期投資仲間へのメッセージ
進化を感じます
プリクラの進化に驚きました。
調べてみるとプリクラがブームになったのは1996年とのことで、そのとき私は21歳でした。
たしかに当時は流行っていた記憶があります。
その流行がいったん廃れて以降、プリクラに触れる機会はありませんでしたが、先月約四半世紀ぶりにプリクラで撮影したらビックリしました。
様々な加工ができるんですね。
私の目が3倍以上にもパッチリと大きくなり、もう誰だかわからないくらいで大笑いしてしまいました。
加工だけでなくデータ保存も含めてデジタル技術の進化、通信技術の進化などを感じた次第です。
為替も予想しない
4月後半のゴールデンウィーク期間から5月中旬まで為替が乱高下しました。
その後5月24日時点では156円99銭と落ち着きを取り戻しています。
いつも同じメッセージで恐縮ですが、長期の資産形成においては目先の
動きに一喜一憂する必要はありません。
メディアはここぞとばかりに騒ぎ立てますが誘導される必要もありません。
なぜならば今を求める人と将来を求める人とでは時間軸が完全に異なるからです。
相場の予想は難しいものですが、その中でも為替は株式や債券とは比較にならないほど難しいものです。
そして変化率で見ると大騒ぎするほどのものでもありません。
もちろん短期的に急変動すると企業活動に影響を及ぼすのですが、それとて
企業の財務、調達、生産など様々な部門の努力により乗り越えていくことができます。
また私たち長期投資家は積立を継続することで為替変動の影響を平準化することができます。
数年前から提唱している生涯投資の視点で考えると目先に起こる事象は気にならなくなるのではないでしょうか。
長期投資から生涯投資へ
これまでは長期投資というと資産形成期にフォーカスされていました。
そのため50代になると、60歳または65歳での定年が見えてきたので長期で資産形成をするには年数が足りないと感じることがありました。
しかし再雇用で70歳まで働き、その後90歳や100歳まで運用を続けながら資産を取り崩すと考えればどうでしょう。
投資のための時間軸は10~15年から40~50年へと大きく延びることになり
ます。
そうなると、長期投資家の皆さまでさえ「長すぎるのでは?」と不安になるかもしれません。
2024年のNISA改正により新たに投資を始められた方がいらっしゃいます。
先日、いくつかの金融機関で2024年1月の新規口座開設数が3倍に増えた、4倍に増えたなどのニュースを目にしました。
セゾン投信の直接販売でも2024年1月の新規口座開設数は2023年月間平均の約5倍でした。
経験を共有する
2024年のNISAから新たな一歩を踏み出した方が多いものの、3~4か月を経過したあたりから相場環境は一時的な調整に入りました。
そこに先述の為替変動も重なり、投資を始めたばかりの方は不安を感じておられると推察します。
本メッセージを読まれている皆さまに1つお願いがあります。
長期投資の経験者として、周囲にいらっしゃる長期投資家デビューをされた人々、これから長期投資家デビューを検討されている人々をぜひ勇気づ
けてもらいたいのです。
安心して長期投資を続けるため、または始めるためのアドバイスをしてほしいのです。
これまで投資を続けてきた年数、月数は異なりますが、きっと皆さまの体験談を求めている人々が周囲にはたくさんいらっしゃいます。
身近に体験した人、気軽に話ができる人がいればどれほど心強いでしょうか。
ぜひとも成功体験も失敗体験も含めてお伝えください。
体験談を共有することで、長期投資を行うことが将来豊かな人生を過ごせる社会を作るきっかけとなる、この流れを盛り上げていきたいのです。
人々が豊かになり、社会が豊かになり、人々がお互いに優しくなれる生活が実現できればワクワクしませんか。
これは決して夢物語ではありません。なぜなら社会は私たち一人ひとりの
集合体であるからです。
すなわち良くすることも悪くすることも私たちの行動によって大きく変えられるほどの影響力があるのです。
みんなで良い社会を作っていきましょう。
セゾン投信はこれからも皆さまの生涯投資のお手伝いをすべく、一貫性と再現性のある運用と、安心して長期積立投資を続けられる相談サービスや情報発信の提供を通じて、皆さまと交流を続けてまいります。
(2024年5月24日)
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