小遣い稼ぎ

給料だけでは厳しいと小遣い稼ぎでパチンコを入社して始めた
その他、ギャンブルもあるが
勝てない事を知っていた
いや、知らされていた 
中学時代は父親に連れられて競輪へ
高校時代は祖父に連れられて競艇へ
1勝9敗を何度も見てきた
競馬は未経験であったが同じ物だと思っていた
その点、パチンコは違う
今の時代では勝てないかもしれない
と言うのも、コンピューター管理となってからはやっていない
それまでは釘士によるものであり1週間は台の調子は変わらなかった
いかにその店の全台を把握するかである
また、店員さんといかに仲良くなるかである
そして、引き際も肝心
取るだけ取ってではなく
いい加減で止める
そして、店員さんに常連に譲るように言って去る
これが、極意だ
このパチンコにより小生はなんとか過ごしている
臨時出費も賄っている
でも、もう少し小遣い稼ぎをしたいと思うようになる
小生がパチンコをしている事は女性社員も知っている
なので、時々はお酒をご馳走してと迫られる
ある日、お菓子が欲しいと言われる
わがままである
しかし、仕事に支障が出る❓
この件は後日
そうだ、パチンコでいつもは両替と言い、お金に交換する品物(当時はレコード針だった)にしていたが、一部をお菓子に交換した
このお菓子であるが、普通のお店で買うより格段に安く手に入る
そこで、ひらめいた
タバコもそうでは無いかと
その通りであった
小生は寮生活で1番末席である
タバコが無くなるとパシリをさせられる
でも、お金は余分に貰い、且つおつりは小遣いであったので喜んでパシリをしていた
今ように自動販売機が多くない時代なので結構大変であった
このパシリのお陰で寮生の吸っているタバコは全て把握していた
その銘柄全てを寮に置き販売❓する事に
すると、便利だと好評
もちろん、『おつりはいらない、取っとけ』である
これにより、パシリはしなくてすみ、且つ小遣い稼ぎもでき、万々歳である
こうして、趣味であり実益のパチンコが身を助け、パチンコは30歳まで続けた
その後はパチンコはやめた
やめた理由は後日
次の店でマージャンも覚えたが、これも30歳前にやめた
やめた理由は後日
それから間もなく株式投資に出会うが、これは後日
何が身を助けるか、何が身を滅ぼすか
入社して3年目からお金ともっと関わるようになってから、いやと言うほど目の前で見るようになる
そう、得意先係となり実際に顧客と接する
顧客の色々なお金事情
お金による成功例・失敗例の数々
お金が絡む家族関係
これは後日

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