人事に私情が

同期であった融資担当が転勤
入れ替わりに、その席に座る人が来る
この入れ替わりの人は小生より一つ下の融資未経験者
普通だとそのままそのポジションとなる
しかし、ここで人事をよく理解していないのか、自分の感情を入れて来たのか
支店長が動く
まず、小生に次に来る人物が融資未経験者である事
現在の得意先課のある人物を融資担当としたい事
それを小生に相談に来た
次に来る人物のプロフィールは小生は知らない
支店長はその人物の今までの経験・通って来た支店・スキルを総合的に判断のうえ、適材適所の人事を行うものだ
しかし、支店長の私情が入って来てしまった
そう、高卒の場合は融資担当をさせてやりたい
たまたまではあるが、前任者は高卒ながら融資経験を積んでいた事もあり係長に昇格した
ならば、その席に自分のお気に入りを座らせたい
実は、そのお気に入りの人物は近々結婚する
その仲人を支店長夫妻がするのが決まっている
お気に入りとなるわけだ 
ついでに私情も入るわけだ
これには小生も返答に困った
お気に入りの人物は,小生が始めの地方である支店で働いた後輩である
よく性格も分かっている
融資担当はすぐには難しい人物である事も分かっていた
しかし、今度来る人物は素性は分からない
先輩として指導し易いのは昔から知っている後輩だ
ここで、小生の選択によりこの2人の人生が変わると思うと悩む
悩んだ末に、「今度来る人物に、融資課または得意先課を選択させてみては」と支店長に言った
すると、支店長は自分の意見が通ったと思ったのか、喜んで「よろしく頼む」と
4日後に、後任者が来た
知らない人物では無かった
小生の昔から知っている後輩の同期だった
そして、小生が2ケ店目でシステム部に行った際に別の部署にいて、よく飲んだ人物だった
仕事振りはよく分からなかったが、直感で昔から知ってる後輩より出来ると思った
時すでに遅し
支店長が面談
多分、支店長の誘導により得意先課に
昔から知っている後輩が小生と同じ課に異動
後から聞いた話しでは
選択の余地は無かったと
やられたー
それから、指導は大変だった
融資未経験者であっても、少しのノウハウは持っていると期待していたが、殆どゼロの状態
加えて、手が遅い
いつになっても、言った事が出来ていない
カバーするのは小生だ
課長に泣きつく
無駄だ
こうして、半年過ぎた
全く成長しない後輩のカバーはそろそろ限界かと思ってきた頃だ
ついに待ちに待った日が来た
それは後日

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