俺たちに ロマンスは ない

ロマンス詐欺とは、インターネットや電話などを通じて恋愛関係を装い、相手の金銭や個人情報をだまし取る犯罪です。

ロマンス詐欺をしようとする奴らは、マニュアルで学習して声掛けしてくる。こっちも学習して、騙し取られないようにしましょう。

ロマンス詐欺に遭わないためには、次のような声掛けをしてくるので、注意する必要があります。対面で知人ならまだしも、もうネットでロマンスなんてないのを自覚しましょう。

①　「あなたは私の運命の人だと思います。私はあなたに会いたいです。」

②　「私はあなたのことを信頼しています。私はあなたにお金を貸してほしいです。」

③　「私はあなたのことを愛しています。私はあなたと結婚したいです。」

④　「私はあなたのことを心配しています。私はあなたの健康状態を教えてほしいです。」

⑤　「私はあなたのことを尊敬しています。私はあなたの仕事や家族について知りたいです。」

⑥　「あなたは私の夢の中に現れました。私はあなたにプレゼントを送りたいです。」

⑦　「私はあなたに感謝しています。私はあなたに恩返しをしたいです。」

⑧　「私はあなたに謝りたいです。私はあなたに許してほしいです。」

⑨　「私はあなたに助けてほしいです。私はあなたに連絡先を教えてほしいです。」

⑩　「私はあなたに幸せになってほしいです。私はあなたに旅行に行ってほしいです。」

これらの声掛け例は、ロマンス詐欺の典型的な手口です。相手が自分の感情や状況を利用して、金銭や個人情報を要求する場合があります。

相手が自分と会うことを拒否したり、不自然な話題や要求をしたりする場合も、ロマンス詐欺の可能性が高いです。

ロマンス詐欺に遭わないためには、以下のような対策をとることが重要です。

1　相手の正体や背景を確認する

①　相手の名前や写真などをインターネットで検索してみる

②　相手の電話番号やメールアドレスなどを逆引きしてみる

③　相手の言動や主張に矛盾や不自然さがないかチェックする

④　相手から送られてきた文書や画像などに偽造や加工の痕跡がないか確認する

ロマンス詐欺は心理的にも経済的にも大きな被害をもたらす恐ろしい犯罪です。相手の正体や背景を確認することで、ロマンス詐欺に巻き込まれるリスクを減らすことができます。自分の感情に惑わされず、冷静に判断しましょう。

2　相手に金銭や個人情報を渡さない

①　インターネット上で知り合った相手に金銭や個人情報を渡さないことは、自分の安全を守るために重要なことです。

②　相手がどんなに親しげに話しても、その正体や目的が分からない限り、信用することは危険です。

③　特に、相手が金銭や個人情報を要求したり、不審なリンクやファイルを送ってきたりした場合は、すぐに連絡を断つべきです。

④　インターネット上の詐欺や犯罪は多くの被害者を出しています。
自分の財産やプライバシーを守るためには、相手に金銭や個人情報を渡さないという原則を守ることが必要です。

3　相手とのやり取りを記録する

①　相手から受け取ったメッセージやメール、電話の内容をスクリーンショットや録音などで保存する。

②　相手が送ってきた写真や動画、資料などを確認し、インターネットで検索して本物かどうかを調べる。

③　相手が自分に求めていることや約束していることを明確にする。特に、金銭や個人情報の提供、不審なサイトへの登録、不正な取引への関与などには注意する。

④　相手との関係が深まる前に、信頼できる第三者に相談する。また、必要に応じて警察や消費者センターなどの専門機関に相談する。

⑤　ロマンス詐欺は被害者の感情を利用して行われる犯罪です。
自分がその対象になっていると気づくのは難しいかもしれませんが、冷静に判断し、早めに対策を講じることが重要です。

4　相手からの圧力や脅迫に屈しない

①　インターネット上で知り合った相手が、愛情や結婚を口実にお金や個人情報を要求してくる場合は、注意が必要です。

②　そのような相手は、感情を利用してあなたをだまそうとしている可能性が高いのです。

③　もし、そんな相手から圧力や脅迫を受けたら、決して応じないでください。相手の言葉に惑わされず、警察や消費者センターなどに相談しましょう。

④　ロマンス詐欺に引っかからないためには、自分の判断力や決断力を失わないことが大切です。

5　家族や友人、警察などに相談する

①　ロマンス詐欺は、被害者の心理や感情を巧みに操る犯罪です。
インターネットや電話で知り合った相手と恋愛関係に発展することはありますが、その場合でも注意深く相手の言動を見極める必要があります。

②　自分の安全や財産を守るためにも、ロマンス詐欺から身を守る方法を知っておきましょう。

ロマンス詐欺に騙されて、「俺たちに明日はない」なんてことにならないように、お互いに気をつけましょう。