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ダイエットは簡単なのに難しい

成果から先に言うと
私自身は、

半年で6キロ痩せて体脂肪が9%にまで落ちました。

そこそこの体型から痩せたって
なかなかインパクトはないかもですが、
実際のところ、

ズボンの上に乗っていた腹の肉が消えて、
薄っすらとだけれど、腹が割れている状態になった

ので、

慢性的ストレスが消えて
自慢したくなるような体になった愉悦

という変化は、自分の中ではかなり大きいです。

これが難しかったか、というと
そんなに難しくないし、継続も問題ありません。

頑張って痩せたわけではなくって
好奇心で常識を捨てただけなので

「いつまで続けられるか」

という問題は発生しません。

ただ、難しいと思うのは

「どうやって痩せたのか」と尋ねる
人たちに同じ方法を伝えても
なかなか実行にまで移れないでいることが多い

そういう姿を観て、

始めることの難しさ

も感じます。

ダイエットが簡単なのに、

(先入観や行動を変えるのが難しいから)

難しい

ようです。


今回は、

1.痩せる方法

2.痩せるのが難しい理由

を紹介していきます。


1.痩せる方法

もっと信憑性が高まりそうな名前があれば良いと思うのですが、
痩せるのに理想的な方法は、

パレオダイエット

です。

「○○ダイエット」

というだけで、もう自動的に
胡散臭くなります。それが問題なんですけど、
でも痩せるんですもの。実際に私や奥さんが
これで半年で、ぽっこりと出ていなお腹が凹んで
なんなら、放っておけば、私は体脂肪がどんどん減ってしまう
状態にいます。

「パレオ」とは、旧石器時代(Palaeolithic)から来ています。
わたしたちの遺伝子は、農耕民族を始めた1万年ちょっと前以前の
狩猟採集生活をしていたころのままのようです。

このあたりは、現代の科学の本を読み漁っていると
だいたい近いことが共通して言われています。

詳しくは、
まいどまいどご紹介していますが、
鈴木祐氏の『最高の体調』(※1)を
読んでいただけると理解しやすいです。

また詳しく書く機会を設けたく思いますが、
簡単に言えば、

ちゃんと寝る(7〜8時間)
•加工食品を食べない
•穀物類をあまり食べない
•その他の葉っぱとか肉とか根菜とか魚とは、いろいろ食べる。
•1日16時間は断食(コーヒーはOK)

それで、どうなるかっていうと

異常だった食欲が普通に戻る

というのが痩せる理由です。

ただ、これに加えて、あると
有効なんじゃないか?と思うものが

プラシボ効果

です。

いわゆる「思い込み」なんですが、
これ、科学的にも効果があることがわかっています。

プラシボ的な効果を
追加するためには、2つだけ必要な条件があるのではないか?

というのが、実践してみてわたしが思うことです。

その2つは、

1.本を読む(4冊)

2.先入観を捨てられるほどの好奇心を育む


1.の本を読む、は、
「時間と労力を投資して、わたしたちの遺伝子がどういうものか知る」ためです。そのうえで、パレオダイエットに挑むとプラシボがぜんぜん違ってきます。

読むべき本は、4冊です。おまけにもう一冊加えておきますが4冊で十分です。本をあとですぐに紹介します。


2.の先入観を捨てるための好奇心

は、1の本を読むと芽生えると思います。

「ホントかよ?」

という疑念が湧いたら、もうそれは
朝顔の観察を始めたことろに、喜びに満ちた
驚きで見つけた芽生えたばかりの双葉のようなもので

勝手に、好奇心が膨らんでいきます。

わたしたちは、
いろんなことをかなり思い込んで

普通

だとおもっています。

主食は、パンや米だと思って
それを変えるのは、難しいと思ってしまいます。

「なんちゃらダイエット」なんて胡散臭い、と思います。

世の中はどんどん悪くなっているとも思っています。
(『ファクトフルネス』という本が、その思い込みをばっちり壊してくれます。)

これらの思い込みを
自分で確かめようとする動機が、

好奇心

なので、これがないとたぶん、

ダイエットのみなら、いろんなことが
達成困難になるのではないでしょうか。


さて、痩せるのに良い本です。

1. 『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ(14時間)

2. 『ポジティブ・チェンジ』メンタリストDaiGo(2時間)

3. 『最高の体調』鈴木祐(2.5時間)

4. 『パレオダイエットの教科書』鈴木祐(2.5時間)

5. (おまけ)『脳を鍛えるには運動しかない』ジョン J. レイティ 、エリック ヘイガーマン (4時間)

 カッコ内は、ゆっくり読んでかかりそうな予想読了時間です。

5冊読んでも25時間なので、一日1時間読めば、1ヶ月で終わります。


メンタリストDaiGoの本では、わたしたちの脳が変化を嫌うということ、つまり習慣を変えたり、痩せたりすることに「脳が抵抗する」を知ることができます。

『サピエンス全史』では、意外にも
狩猟採集民のほうが農耕民より幸せだったかも!
ということを知ることができます。

『最高の体調』では、ダイエットのみならず、わたしたちを不幸にしている二大原因を知り、対策を取ることができるようになります。

おまけの『脳を鍛えるには運動しかない』では、メンタルと運動の強い関係を理解できるようになります。


人に見せたくなるような体型になって
体型ストレスがなくなる、ためのコストとしては
かなり「お得」な投資だと思います。


てっとりばやく
パレオダイエットの概要
を確認しちゃえ!

という思う方は
鈴木祐氏のブログの
「パレオダイエットまとめ」
をおすすめします。


ちなみに
ダイエットといえば運動だと思いがちですが
運動だけでは痩せません。

わたしは毎月150キロぐらい走っていましたが、
痩せませんでした。(今も1日4キロ弱走っていますが
メンタルのために走っています。)

基本的には、食欲を正常にするってことが要になります。


まとめると

痩せる(というより、ちょうど良い体型になる)ためには
寝る、加工食品を食べない、本を4冊読む、16時間食べない、
だけで良い、という話でした。

ちなみにわたしは、
このパレオダイエットで
「何を我慢している」
と感じることは、たぶんひとつもありません。

白米は週に1度か2度食べていますし、
パスタも美味しいイタリアンを訪れた際には
たっぷり堪能しています。


※1: 『最高の体調』鈴木祐







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