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商売の本質は昔も今も変わらないけれど、絶対的に変わったこと一つにどう向き合うか。

こんにちは。マーケターの再起動女です。
私のマーケティングコンサルタントのキャリアも20年を越えました。
これまで、色々な企業、事業、商売を見てきて、
自社でもネット通販事業をして、それなりに稼いできました。

そもそも私は、一度メーカーの開発部でサラリーマンをし、
そこから阪神大震災を機にインターネットに触れ
そして創業して、インターネットで事業をスタートし、
早々にマーケティングコンサルタントになった口です。

で、マーケティングって、私の解釈と説明では
「お客様に有難うを言っていただく商品を以て、利益創出を最大化していくための業務全般」
って説明することが多いのですが、
長くやってきていて、お客様に喜んでいただける商品やそれを届ける手段は、昔とは比べ物にならないほど多岐にわたるようになったけれども、結局、お客様に喜んでいただくっていう原理原則だけは、何を以ても変わらないです。

ちなみにこれ、言ってしまえば、しごく当たり前のことですけれど、
徹底的に顧客目線で業務を遂行するって、殆どの企業やそこで働く人は出来ていないです。それは大企業、中小企業に関わらずです。それくらい難しいってことを理解してマーケティングはしたほうがいい、っていつも思っています。

マーケティングで、「売上」「業務」という供給側の都合が主語になった状態でプロジェクトが進んでいきそうになったら、私は必ず軌道修正します。
もちろん、それらは大事です。だって、利益を最大化するためにマーケティングはありますから。でもね、これだけ多様化、複雑化した社会ではなおのこと、提供側の都合なんて(個ではなく社会という)お客様にとってはどうでもいいことだって、肝に強く銘じなきゃいけないです。

で、本題で、お客様に喜んでいただくっていう原理原則は昔も今も変わってはいないけれど、絶対的に変わってしまって、もう元には戻らないこと。

それはスピード

本当にスピードだけは、もう全然段違いに桁違いに違う。
中小企業は小回りがきいて、対応力があるっていうのは遠い昔の話。
逆に今はリソースが少ない中小企業では、時代に対応するスピード感が今の時代にアップデートできていない場合が多いです。

車、新幹線、飛行機でも、通信速度でも、一度速くなったものは戻らない。

だから、このコロナの事で大きく社会が変わっている現在進行形の中で、どれだけ早く速く対応していくのかは死活問題です。つまり経営の中でマーケティングを重要かつ優先課題として置いていかなくちゃいけないです。それは事業の規模にかかわらず。

マーケティングは、占い師でも的中屋でもないから、想定と違ってうまくいかないこともある。うまくいってばかりだったら、世の中つぶれる会社なんてない。特にビッグデータとは縁遠い中小零細企業は、サンプル数が少ないがゆえに、試行錯誤しながらのPDCAのスピード感がものすごく重要

そのためには、他人の力を借りる事。プロジェクトチームを作れることが重要。多様化の中で、一人の知見だけでは全然足りないし業務の多様性に対しても対応できないことが多いから、複数人ですすめていくことが大切です。全部の業務に対して専門家なんてものは、お金がかかって仕方ないし無理だけれど、とにかくスピード感を以て進めていくには、どうすべきかを考えて進行させていくことが重要です。

5Gが始まった今、これから益々スピードは速くなってくる。
商品供給側が対応できたと思ったときは、すっかり潮目は変わっているなんて日常茶飯事だから。

サポートいただきましたら、マーケティング支援、どなたかの再起動を支援する資金に充てたいと思います。