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【バイナリー裁量紹介】新入研究員「一軒家」の裁量研究1 ボリンジャーバンド×移動平均線 【バイナリー勉強】


こんにちはバイナリーサインツール研究所
通称:サイ研 です
このシリーズでは新人の「一軒家くん」が
一人前の研究員になるために
世の中にある数多くの裁量手法を学んでいく
そんな動画になっております
もしよければ皆さんも「一くん」と一緒に
バイナリーの裁量手法研究にお付き合いください

では、まず裁量手法とは何か、そこから始めたいと思います
裁量とは「その人の考えによって判断し、処理すること」と
記載されております ソースはコトバンクです
ですので、裁量手法とはチャート分析をする中で自分でロジックを考えて
その条件に当てはまったタイミングでエントリーをするということです
世の中には無数の裁量手法が存在しています
ゴールデンクロスがなんちゃらとかこの値が80を超えたらなんちゃらとか
実はこのような裁量手法は一長一短あり
一つの裁量手法だけで勝てるほどバイナリーは甘くありません
星の数だけあるこの手法を相場の状況や
タイミングに合わせて使用していく、そんなことが必要になっていきます
裁量手法の数が多ければ多いほど柔軟に対応ができるようになります

今回「一くん」に勉強してもらう裁量は
かの有名なジョン・A・ボリンジャーが考案したボリンジャーバンドと
そのボリンジャーバンドの元となっている移動平均線を使用したものです
この2つはMT4に触れたことがある人で知らない人はいないでしょう
よく、ボリンジャーバンドをブレイクしその外側にローソク足の終値が
位置していた場合、逆張りの合図だと言われていますが、
開発者のボリンジャーさんはそんなことは一言も言っていません
逆にトレンドを維持しているか、トレンドが発生したサインだと
昔々言っていたそうです
つまり彼はボリンジャーバンドは逆張りではなく、順張りの指標として
使用することを勧めていたということです

次に移動平均線について触れておきます
実は移動平均線は大きく分けて2つ存在します
・単純移動平均線(SMA)
・指数平滑移動平均線(EMA)
細かい説明は省きますが
単純移動平均線は一定期間内の終値を平均して表示しています
特徴としてトレンド発生のシグナルを発するのが遅くなります
それを改善するために開発されたのが指数平滑移動平均線です
こちらは過去の終値を平均して表示することに変わりありませんが
直近の価格に計算の比重をおいているので
トレンド発生をより早く発見することができます
ちなみに世界の投資のプロと言われている方々の
人気ランキングではEMAが優勢だそうです
トレンドの発生を早く知りたい気持ちは
世界共通なのでしょう

では早速MT4画面でチャート検証をしていきましょう
今回はUSDJPY 5分足のチャートを表示しております
今撮影しているのが9/8の11:30頃ですので
MT4上の時間だと9/7の20:30〜9/8の5:30までが表示されています
まず、ボリンジャーボンドをチャートに追加します
期間:20 偏差:1 表示移動:0 適用価格:Close
スタイルは見やすければ何色でもいいです
次に移動平均線を追加していきます
トレンドからMoving Averageを選択
期間:5 移動平均の種別:Exponential 表示移動:0 適用価格:Close
こちらもスタイルは見やすければ透明でもOK
ちなみにExponentialは指数平滑移動平均線のことです
EMAの頭文字ですね 

丁度真ん中にわかりやすいポイントがあったので
赤い直線を引いております
ここにぐぐっとよってみると
EMAがボリンジャーバンドの1番上の部分つまり+1αを
上方向に突き抜けています
先程お伝えしたとおりボリンジャーバンドは
順張りの指標として使うことが勧められているので
次の足でHIGHにエントリーしてみると
5分後しっかりと勝利をおさめております
また、その後も上昇が続いております
少し前に時間を戻し22:20頃のチャートを見てみると
EMAがボリンジャーバンドの1番下の部分つまり-1αを
下方向に突き抜けています
例にならって次の足でLOWエントリー
5分後も10分後も下落しております
  
なぜこのタイミングをエントリーの判断ポイントにできるのか
それはこの2つのインジケーターがどちらも
相場のトレンド把握に重きをおいたインジケーターだからです
イメージしてください
あなたは広大な海の上で宝を探す海賊です
この近くに財宝が眠っていると
麦わら帽子をかぶった手足のすごーいすごい長い
青年から教えてもらいました
しかし、いまいちどこにあるかわからない
その時、目の前のボリンジャーバンド号が左にかじをとりました
次にその少し後ろにいたEMA号が同じく左にかじをとりました
あなた(ローソク足号)も左にかじをとりたくなってきたんじゃないですか?
為替もこれと同じなんです
世界中のトレーダーがあなたと同じように
チャート画面を見ています
結局のところ大勢のトレーダーが
同じような手法を使っていて同じように取引をします
そうなればチャートもそれに合わせて動いていきます
その動きをいち早く察知してエントリーするのが
プロのトレーダーです
  
今回の裁量手法研究はここまでにしておいて
「一くん」には今後も一人前の研究員になっていただくため
日々精進していただこうと思います
また、ご紹介した裁量はあらゆる状況で
効果を発揮するというわけではございませんので
使用する場合は用法用量をきちんと守って
ご自身でも研究してからお使いください
それでは次回の裁量研究もお楽しみに


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