縁起でもないことについて語ること
「縁起でもない」という言葉が力がなくなっているように感じる。
もし飛行機が落ちたら、もし津波が来たら、もし自分が死んだら、とかそういうことを考えるのはタブーでなくなってきたように感じる。
自分が死んでしまうかもしれない、というのは考えるべきでないことだった。まあ、これは完全に個人の実感なのだが。
10年くらい前までは、死を口にすることは、「縁起でもない」と叱られているのをよく目にした気がする。
実際のところは、自分の考えの変化かもしれないけれど。
死について語ること