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ノート・ル・ダム

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日記のような、エッセイのような、ポエムのような。それぞれの中間のような文章を書かせて頂いております。
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2018年10月の記事一覧

X回目の人生の転機

何か、大事なことを決めるとき、あなたはどうしますか? 人に相談するのもよし、徹底的に調べるのもよし、一人で悶々と考えるのもよし。 これといった、定石が存在しないように思われる。 僕は、30年弱生きていて感じるのは、けっこういつも同じようなパターンをたどっている。 具体的な例を挙げよう。 というか、こういう話題をしているのには訳がある。 転職をしようとしているのだ。 それで、どういう会社で働きたいとか、どういう人生を送っていきたいとか、いろいろ考えてみる。 ああ

縁起でもないことについて語ること

「縁起でもない」という言葉が力がなくなっているように感じる。 もし飛行機が落ちたら、もし津波が来たら、もし自分が死んだら、とかそういうことを考えるのはタブーでなくなってきたように感じる。 自分が死んでしまうかもしれない、というのは考えるべきでないことだった。まあ、これは完全に個人の実感なのだが。 10年くらい前までは、死を口にすることは、「縁起でもない」と叱られているのをよく目にした気がする。 実際のところは、自分の考えの変化かもしれないけれど。 死について語ること

体から放出される気体、液体、固体

君は、鼻を穿ったことがあるか? なんのためにか?という質問については、コメントは差し控える。 わしはまあ、否定しないでおく。 わるい癖なのだけど、ついつい車を運転しているときに手が伸びる。 わしの鼻はアレルギー気味で、春の黄砂から、スギ、ヒノキ、イネなど、ありとあらゆる花粉に弱い。 だから、ウォーターオブノーズ(いわゆる鼻から分泌される水分)が出てしまい、それが乾燥して、仕方なく手をかける必要があるのです。ええ。 具体的な描写は読者のみなさんへの暴力な