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卒業アルバムとは

こんにちは。


昨日の夜、近所に住む友人「ながこ(仮名)」が出発前に私の娘に会っておきたいし、渡したい物があるから家に来てくれと連絡がありました。


徒歩1分かからない、ながこ宅。
ながこは娘さんと2人暮らし。
夜遅くからいそいそ、お邪魔しました。


「プレゼントはサプライズやから内緒やで」
そう言われていた私。


いつまでもプレゼントの話はせず、ながことながこの娘さん、私と娘、4人でくだらない話を延々としていました。


私の住んでいる所は、なぜか地元民が多く。
一度は進学や就職で地元を離れるのですが、実家の家業を継ぐために地元に戻ってきます。
だから娘が小学校の時、娘の同級生の親に、私の同級生が15人ぐらいいる。そんな環境でした。


ふとした話の流れから、中学の時の卒業アルバムを見ようということになり…

「これ、誰々さんやん」
「これ、誰々ちゃんのパパやん」
「こんな子おった??」
「ママ別人やん」


久しぶりに開く中学時代の卒業アルバムは

時代の流れを存分に感じ
己の劣化を感じ
己の若さゆえのダサの極みを痛感し


このアルバムは笑うためにこの世に存在するんだと再確認する時間でした。


いつもアルバムを友人と開くと、必ず話題にのぼるのですが。
K君というサッカー部のエースがいました。
中学時代はもちろんキラッキラBOY。
そりゃそうですよね。サッカー部エースというだけでモテる年頃です。


時は経ち。
そのキラッキラ君の子供が、私の娘と学年は違うけど同じ小学校にいると聞きました。
中学時代、キラッキラ君に興味はなかったのですが、あのモテ男エースはどうおっさんになった歳を重ねたのか、非常に興味がありました。


PTAの会合で知り合いになり、キラッキラ君の奥さんはどんな人か知っていたのですが。
娘の運動会で、その奥さんの隣にいるキラッキラ君とおぼしき人物を発見した私。


どれどれ…
さりげなく前にまわり、正面から2人を見ました。

キラッキラ君じゃなくなってる….


どこでどう変化したのかはわかりませんが、曇った君に成長していた、キラッキラ君。


その話をながこにした時
「向こうも同じこと、あんたに思ってるわ」
そう言われました。


時の流れは残酷ですね。


冒頭の《ながこからの娘へのプレゼント》の存在もすっかり忘れ、4人で色んな話をし、しこたま笑いました。


夜も更け
深夜というよりは、早朝3時

帰り際にながこから渡されたプレゼントを開封した娘と私の目に飛び込んできたのは


肉 球


我が家の猫(数年前に亡くなった初代の猫)の肉球を隠し撮りし、それを大事においていたながこ。その肉球のプリントと共に、肉球のいう大きな文字もプリントされた、オリジナルTシャツでした。
海外の方は漢字に興味があるからという理由からの「肉球」

「どうせなら、NIKU-Qってフリガナすれば良かった。ところで英語でなんていうん?」
などとながこが話を振ってくるので


ミート・ボールちゃう?(違う)」
そう答えておきました。

こんなセンスが大好きな娘。
「これ着て、ベニスビーチで写真撮って、Instagramにあげるわ!!」


そう言って、ながこと娘はInstagramをフォローし合っていました。


「寂しがる暇ないぐらい、毎日DM送るわ!」
そう言ってくれるながこ。
色んな人に愛される娘は、幸せ者ですね。


ながこ こだわりのフォント

ちなみに次候補は、私とめがね氏の写真に「両親」という文字をプリントすることだったそうです。


注:
私の身元がバレる恐れがあるので、この写真は消去される可能性があります。


最後までお読み頂きありがとうございます。
よい週末を。

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