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サイゴンの大晦日、朝から酒盛りで、したたかに酔う

2月7日、いつものように朝からいい天気だ。

ちょっと遅めに動き出して、公園で身体を動かすことにする。町はもう旧正月ムード一色。

正確に言うと、サイゴンは杏でハノイは梅らしい。でも、ベトナム語に相当する漢語をあてると、サイゴンは梅、ハノイは桃となってしまうということ。ちょっとややこしい。


散歩から帰ったときに、自宅のある路地の広場でご近所の男連中が酒盛りをしていて、ぼくを見つけたお向かいさんに引きずり込まれる。呑むこと自体嫌いじゃないし、正月だから、まあいいかと参加する。

ビールをもらい、飲んでいると、次いで、酒も登場する。

ルーカン(rượu cần)という壺酒でダラットから仕入れてきたらしい。

1個のおちょこに酒を注ぎ、飲み干す。それを順番に回していくのが、酒盛りのスタイルだ。

通りすがりの男を見つけると、次々に引きずり込む。奥さん連中も横切るが、中には一杯付き合わされる女性もいる。

延々とつづく。

正午過ぎて、頃合いを見計らって、お暇する。

家に帰ると、眠くなり、そのまま夕方まで眠った。

習得困難な #ベトナム語 を巧みに操り交渉事を纏める「ベトナムの達人」#サイゴン 在住23年を経て2018年から #ハノイ 住まい。本業は #アパレル #生産#ベトナム の今を呟く。