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櫻坂46展「新せ界」の話

お久しぶりです、さいだです。

先日、櫻坂46展「新せ界」に足を運びましたのでオタクの日記大公開します。


もう展示終わるって…という感じなので今更投稿することに対して不安!不安!不安!不安!なのですが。

いやしかし、私の頭の中で「やーなんかすごいもの見たなぁ…」くらいのふんわりした感想になってしまっているのがもったいないと言いますか、そんな程度じゃねぇだろうがよォ…?という気分になってきたのでね。

まぁそのへんに転がっているオタクの備忘録ですので、感想だったりそこから考えたことだったり自由に書いてみようかな〜というテンション感でいってみようと思います。


勿論veryネタバレです。


ひぃうぃご〜。


1章 衣装―存在を支えるもの

『アイドルである櫻坂46にとって「衣装」は彼女たちのイメージを形作る重要な要素の一つだ。』

という言葉から始まるこの章。

このグループは「アイドルとは思えない」「アイドルらしくない」みたいなことを言われがちな気がしていますけれど、ここで最初に「アイドルである櫻坂46」という位置づけをしてくれたのは、私としてはかなり嬉しいです。

アイドルはたくさんいるし、その強みやコンセプトはきっと多種多様でしょう。定義も難しい。

その中で、1つのアイドルグループである櫻坂46とは何なのか。それを探っていく、櫻坂の過去と未来を見る展示としてベストな始まりではないかと思いました。

私はアイドルはすごいものだと思っているし、それを広く知らせてくれた(くれている)のが櫻坂46(欅坂46)だと思っています。そして櫻坂46はめちゃくちゃすごいし、大好きです。

では衣装の話を。


・BAN

『「BAN」のミュージックビデオは「飛翔」がテーマ。それに合わせ、衣装も踊った時に腕が羽のように見える仕掛けを取り入れたいという要望が。』

らしいです。ここで両腕にそれを施すのでなく、敢えて片腕だけに羽を授ける衣装。そこにBANの世界観というか、櫻坂らしさというか、片翼で藻掻く主人公…もっと言えばそういう聴き手に寄り添ってくれる、または共感してくれるような強さと優しさみたいなものが感じられて云々………と考えを巡らせていました。

今まであまり衣装にフォーカスして楽曲の世界観を考えることがなかったので、良い機会でした。解釈の視点が増えるのは非常に良いことです。

その辺が得意なオタクがいたら紹介してほしい。もし自分衣装結構見てます…!という方がいたら積極的にツイート(ポスト)してほしい。

・摩擦係数

個人的にめちゃくちゃ好きな衣装です。上品な印象であり、且つかなり中性的。

独断と偏見モリモリで言うと、藤吉夏鈴ちゃんと森田ひかるちゃんは特にこの衣装との相性が良い。

袖の丈とパンツの丈が長めに設定されているようで、更にネクタイもしているという、守備力高めな印象を受けます。そんな中でのパンツのサイドに入れられたスリットの抜け感(オシャレな人が使う語彙)が良い感じです。

イントロ電子音の無機質さと、感情をさらけ出す主人公のギャップが不思議と綺麗に合わさってしまう感じと似ているなぁと思いました。

ちなみにこの無機質で機械的な部分と人間的な部分、まぁ理性と野生なんでしょうけれど。その辺がチームの所属に関わらず、メンバーによって表現に違いが出やすい楽曲かなぁと感じたりしています。そこを見るのも楽しいですね。

私はシンメのほのかりんが違う角度からアプローチしてくるやつの大ファンです(そうですか)。

・マジックミラーのやつ
流れ弾黒衣装の後ろ左右に不協和音の青と赤が出てくるのがアツかった。

・エンブレム
とても良い。全部良いけど、五月雨よエンブレムは繊細なビーズが入っていて好きです。雨粒っぽさ?



2章 映像とダンス―記憶の残像レイヤー

・リハ映像

1番長く見てたところだと思います。リハ映像ラブ。特にBAN期と思われるモフモフな夏鈴ちゃんを見つけるのに必死になっていました。

ここにこの夏鈴ちゃん流れてきてかわいかったかっこよかったみたいなことをメモしていたのですが、その中で「たかひろ服おかしい」というよくわからないメモも残ってました。記憶がないです。


・Nobody's fault
『今まで縁の下で支えていたメンバー達が台頭し、こんなすごいやつらが後ろに居たんだという事を痛感させる構造にする。』

ここで当時の私はかなり救われましたね。

私の場合、大抵はパフォーマンスを見て好きになって推しメンになるという流れが多かったのですが、藤吉さんは欅って書けない?を見て好きになったという珍しいパターンでした。というか、今考えればバイトできない高校に通っててCD買うくらいが精一杯だった私がライブに行けるわけもなく、あの時の感じテレビで2期生のパフォーマンスを見れる機会はかなり、かなり少なかったのでそういうことなんだろうなぁと…。

だから推しメンの歌声すらまともに知らないまま過ぎていった月日のことを思うと今でも胸が苦しくなりますが、この「痛感させる」という言葉選びは心に来ますね。「見てもらう」でも「知ってもらう」でもなく、「痛感させる」くらいの強い言葉で言ってくれていたことが純粋に嬉しいです。

欅坂が大好きな気持ちは今もありますが、その時から私は夏鈴ちゃんが大好きな気持ちが強かったので、これからにすごく期待していたなぁなどと思わず振り返ってしまいました。


・なぜ恋をして来なかったんだろう?

絵コンテ、長すぎ〜〜〜!!?!?!!?


天井から床まである。1人で見に行っていましたが流石に笑いました。見せる気がありませんね?????と。

まぁこのあとまんまと図録を購入し無事解決しました。これのために買ったと言っても過言ではありません。

そんなことはおいといて。

Cut.8〜Cut.9でメンバーが藤吉さんに向かって走ってきて手を掴み引っ張って駆けて行くという実際のMVではなかったやつ、あったら誰だったんだろうなぁと考えたりするのも楽しいですよね。

あとCut.22の力強く叫ぶが、実際は微笑んでるのとか。

絵コンテと比べると完成系は柔らかさが増してるのかなぁと思ったり。興味深かったです。


・Start Over
これ図録にないのでこれから行く人がいたら強めに見てください(言うの遅い)。


結構私の解釈と違って面白かったです。
『「やっちゃった」くらいの軽くてキュートな雰囲気』『狂気的ではなく楽しそうに』というのもね、良いですね。私はもうちょっと毒々しさみたいなものを感じてたのですが、そう言われればそっちな気もしてくる(意思弱)。

特に藤吉さんが『未来のAIのような存在』とされてたのは意外でした。どちらかと言うと人間らしさを感じていたので…。

そもそも"未来のAI"とは?という感じなのですが、藤吉さんの設定の『ルールを無視することを楽しむ』『子どもっぽくはしゃぐ』というところから、今あるAIとは全く別物そうです。

自我を持って人間(ここで言うならば周りの『警察』のような監視をしている人達?)の規律や暗黙の了解が通用しないもの…?ある種の暴走とも言えるのかもしれません。

AIが自我を持ったとして、それが人間とどう違うのか。というのをもっと掘り下げていけたら楽しそうです。

ちなみに田村さんは『笑わずにキュートさを出したい』『ガールクラッシュのキュート版』でなるほどなぁと。かわいいもんね〜〜〜。

あとは森田さんの『陰キャ』を見て微笑みましたね。


3章 アートワーク―未来への羅針盤

この章に入って最初のメモに「Android、負け」と記されていました。

なんかスマホカメラの設定で何かがどうにかなるらしいですがiPhoneじゃないのですっ飛ばしました。えーん。

この辺は実際のジャケ写なりなんなり見た方が早い気がするので割愛します。足を運んで。図録見て。

Nobody's faultのダークメルヘンと、BANの神話的な世界観がものすごく好きだなぁと思ったというのだけメモ程度に書いておきます。


ここだったか忘れましたけど噂の10プジャケ写と思われるものもありました。噂通りめちゃくちゃ見にくい。

睡蓮っぽい感じでしたね。一応花言葉調べたりしましたけど、少し櫻坂の気配を感じるかもしれません。あとメモには仮面がなんちゃら(字汚くて読めなかった)と書いてありましたけどよく思い出せないので誰か教えてください。


4章 彼女らの痕跡―存在と不在の狭間

5章 大樹

大樹の両サイドで海外の時のオフショット映像みたいなのが見れます。

そこに行くまでにも色々見れるものがあるんですけど、終始右サイドから「えっ???まりなちゃん???」(バカデカ保乃ちゃんvoice)、左サイド「かわいい、かわいい〜〜〜!!!」(バカデカ天ちゃんvoice)が聞こえてきてちょっと面白かったです。

・photo by夏鈴ちゃん

写真見た感想メモをそのまま書いておきます。

・かりんちゃんかわいい赤ずきん
・何か食べてるほのちゃんかわいい
・側面かりんAs you know
・あいりこ〜!
・マシュマロ藤に殴られたい
・村山ちゃんの横顔


6章 ヴィジョン―言葉の光

推しメンのやつ。ノバフォっぽくてなんかいいね。

個人的には圧倒的にこれです。松田キャプテン。


この白いヒラヒラたち突き抜けちゃっていいんですか………???とちょっと不安になりつつ、眩しすぎる白い光の方へと進んでいき7章へ。未来へと歩を進める感覚。?


7章―新せ界


おわりです

おわりです。
や〜〜〜楽しかったですね。見ていた時間も、考えていた時間も、書いていた時間も。

櫻坂46が、藤吉夏鈴ちゃんが、これからどうなっていくのかとても楽しみです。

そして、オタクの日記に付き合ってくださったそこのあなた。ありがとうございます。またいつか。

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