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これからの活動について、大切なお知らせ


はじめに

こんにちは!
昨年の4月から手毬のオンラインショップをBOOTHに開店し、商品販売のお知らせをこのnoteで発信してきました、彩 -sai-と申します!

今回は商品のご紹介ではなく、タイトルの通り、今後の活動についての大切なお知らせをさせていただくためにnoteを書きました。
販売する商品について、これからの活動について、大切に綴らせていただきます。

『彩 -sai-』で販売する商品について

まずはじめに、『彩 -sai-』で販売する商品についての大切なお知らせです。

これまでBOOTHオンラインショップ『彩 -sai-』ではKAMITSUBAKI STUDIO(以下神椿スタジオ)に所属されている方々をイメージした手毬を商品としておとどけして参りましたが、今後、アーティストのみなさまをイメージして作る手毬の販売はせずにオンラインショップの運営をいたします。

開業届の提出により、神椿スタジオの二次創作ガイドラインに記載のある「商用利用」に該当してしまう可能性があるため、弁理士の方とお話をした上で上記の決断に至りました。
これまで販売してきた商品については、全ての在庫を0に変更し新たな購入をすることができないように調整しております。

「大好きな方々をイメージしたものを大切な方々に届けたいからこそ、ガイドラインに抵触しないように…」その想いを胸に準備に1年ほどの時間をかけて販売を始めた手毬のその可能性について知ることができたのは、神椿代々木決戦2024ライブが行われた次の日のことでした。

本格的な開店準備を始めたとnoteで初めて発信した日のこと、初商品となったかんざしの販売ページを公開した瞬間のこと、手毬を梱包して発送した時のこと、どの場面も大きな緊張や喜びの記憶と共に鮮明に思い出すことができます。
かんざし、ブックマーカー、イヤリング、そして「interior」シリーズと名づけたクリアケースに入った手毬、どれも思い入れのある作品たちです。

新しい商品を発売するたびにnoteでお知らせをさせていただき、手毬を通して笑顔や彩りをおとどけするという夢を広げることができました。

多くの方とのご縁をいただいたり、いつか手に取りたいと伝えてくださった方がいたり…あたたかな想いに支えられながら手毬作りを続けられたと感じています。

ガイドラインに抵触してしまう可能性があると知った日からは、これからもこれまでと同じように手毬をとどけるにはどうすれば良いのかを模索したり、手毬を作らないという選択をしたら何が起こるのかを思い描いてみたり、自分自身の想いや夢、そして将来と向き合う時間が多くなりました。

『彩 -sai-』の廃業届を提出して、さらに価格も糸や梱包材にかかる金額のみに設定する。そうすればきっと、ガイドラインに抵触することなく販売を続けることができる。

たくさん悩んで、目が回るほど迷って、思いつく限りに考えて。
これから先は、神椿スタジオに所属されている方々をイメージした手毬を販売しないと決めました。

彩 -sai-という名前の由来

ここで少し、私が使用している名前についてお話させていただこうと思います。

私はインターネット上でもオンラインショップでも、どちらも同じく「彩 -sai-」という名前を使用しています。
元々は”もしも手毬を売ることができたら…”と手毬を作り始めたばかりの頃に夢見ていたお店の名前です。

「手毬作り」と出会った8年前の私は病気でほとんど寝たきりで、椅子に座れたとしても、何もしなければ眠るように意識を失ってしまうという状態でした。
少しでも意識を保ち続けられるような何かを見つけたくて、いまの状態でもできるような何かを知りたくて、調子が良い日に体を支えてもらいながら訪れた本屋さんで手毬作りの本に出逢いました。

昔から和小物に惹かれることも多く、趣味の1つが簡単なお裁縫だったことも味方して、明日から手毬作りに挑戦してみようと胸が高鳴った瞬間を今でもはっきりと覚えています。

手毬をもっと上手に作れるようになったら、
いつか手毬を販売できるようになったら、
いつか、いつか。
この強くはない体でも、周りとは異なる働き方だったとしても、収入を得ることができるようになれるかもしれない。生きていくきっかけを得られるかもしれない。

5分10分15分と手毬作りで意識を保っていられる時間が増えるにつれて、目標のようにも思える夢を抱くようになりました。

もしも私が作った手毬を誰かにとどけられたら、その人は笑顔になってくれるかな。
手毬を販売することができるようになったら、お店の名前はどうしよう?
いつか本当にそんな未来が来たら、どんなに幸せだろう。

起き上がることができない日には、ベッドの上でずっと空想にふけっていました。

そんな空想の中で形をもっていったお店の名前『彩 -sai-』は、大切で大好きな漢字を使っていて、インターネットという未知の世界に飛び込むときの道しるべにもなってくれました。

『彩 -sai-』という名前で開業届を出すということは、8年間抱き続けていた夢が実現するということで…もう1度書類を提出すればまた開業できるとわかっていても、廃業届を提出するという選択をすることができませんでした。

名前の由来と共に過去の私の状態をお話させていただきましたが、手毬を作り始めて9年目を迎えた今ではライブに行くこともできるほどになっています!
これからも少しずつ体力を増やして長丁場のライブでも元気に大好きな音楽を楽しめるようになりたいです!

これからの活動について

ここからは、これからの活動についてお話させていただきます。

一身上の都合により6月上旬から夏の終わり頃までSNS等の発信及びオンラインショップでの販売を休止いたします。
体力がつき、やりたいことに少しずつ手を伸ばせるようになってきた今、いつか叶えたいと思っていた夢の1つに挑戦しようと決心することができました。
2024年の目標に挙げた「人として深化すること」への1歩を踏み出す期間にしたいと考えています!

そしてその後は、新たなプロジェクトと共に『彩 -sai-』の営業を再開する予定です。

誰かの大切な瞬間を彩ることができたら嬉しいという想いから生まれた夢は、あなたにとっての大切な日を、大切な時間を、大切な瞬間を、これからも彩り続けたいという夢になりました。
ひとりひとりの想いや願いを形にする、世界で1つの手毬をおとどけするためのオーダーメイドプロジェクト始動が、『彩 -sai-』の新たな目標となります。
(計算してみたところ、基本的な模様の手毬(模様5段+帯)での色の組み合わせは、現時点で400億パターン程度作ることができるようになっていました!)
本格的な始動には年単位の時間がかかると思いますが、それまではトライアルとしてご協力いただける方からフィードバックを得て、プロジェクトの改善をしていくことに注力したいと考えています。

まだ仕組みややり取りの方法などが手探りな中ではありますが、ある方と素敵なご縁をいただき、オーダーメイド手毬プロジェクトの最初のお客様として手毬をおとどけさせていただきました。
その工程を通して私ひとりでは考え付かなかった色の組み合わせに出会えたり、大切な瞬間に彩りを添えられたという経験をより身をもって体験させていただけたりと、感謝の想いでいっぱいです。

私が私らしくこの社会で生きていけるように、幼い頃から抱いていた「笑顔になってもらいたい!」という大切な夢を色々な形で叶えられるように、これからも想いを込めて製作していきたいです。

おわりに

最後までnoteを読んでくださりありがとうございます。

神椿スタジオに所属されている方をイメージした手毬の販売を今後行わないこと、6月からしばらく発信をお休みすること、オーダーメイドプロジェクトのことを綴らせていただきました。
心の内側にある想いや夢をみなさんに少しでもお伝えできていたら嬉しいです。

今後神椿スタジオのアーティストの方々をイメージした手毬の販売をすることはありませんが、SNSでの発信はこれまで通り続けていきます。
プレゼント企画もまた計画したいと考えているので、その際にはぜひご参加ください!

ご縁をいただいた方の大切な瞬間を彩れる手毬作家となれるように、これからも精進してまいります!

大切な想いや私にとっての大きな決断を見守っていただければ幸いです。

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