映画「ひとりぼっちじゃない」
ひとりぼっちじゃないという映画を観た。
井口さんが好きで絶対観ようと決めていた映画だ。
私なりに思ったことを忘れないうちに書いてみようと思います。
まずこの映画の感想を言語化するのがめちゃくちゃ難しい。
未だに未解決なままのシーンもあるし、アレどういう意味だったんだ…という事が結構多い。
でも主人公のススメをみていると、生きずらい人間なんだろうなと思わせながらもどこか親近感があり
自分の中にも小さなススメがいるような気がした。
途中で宮子ちゃんと会うわけだけど、結局宮子ちゃんは何者なのか分からない。というか気になる
宮子ちゃんはとっても不思議な人間だけど、そんな所にススメが惹かれていっているのが良かった。
宮子ちゃんはススメと似ている部分もあるけれど、愛人が多くて友達もいてコミュニケーションもとれて、その辺がススメにとってはもどかしい感情になる部分だったのかなって思った。けど宮子ちゃんにもきっと悩みはあって、生きずらさや理不尽さを感じている部分が大きいような気もした。
1番良かったシーンは最後らへんの、宮子ちゃんとススメで話をしながらススメが帰ろうとして1度ドアからでるも、また戻ってきて宮子ちゃんとキスをするシーン。
何とも言えない感情になったしめちゃくちゃ切なかった。
この映画は色んな要素がかなり沢山詰め込まれているなと感じた。コミュニケーションが苦手な人、同棲愛、ホラー、恋愛、人間模様などなど。
後は観た人にお任せしますよ感が強くて考察が難しい。
受け取ったそれぞれの気持ちでいいよって事なのかもしれない。
劇中の音楽も流れず効果音のみで、ちゃんと愛を伝え合う描写もあり人間臭さもある大分攻めた映画だなって思った。
難しい。。。
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