ただの日記。

今日は日曜日。金曜日の夜に会社の仲間と朝まで飲んでしまって、朝に家に帰って寝て起きたら胃が尋常じゃないくらい、気持ち悪い。

わたしのお仕事は小さいWEB制作会社の広報で、4月になったばかりなわけだけど、この一週間、社外の人と毎晩会う約束を入れて、その度に気を張って精神使いすぎてたのかなーと。それで案外思っていた以上にわたし疲れていたのかもしれない。

でもでも、会社の同い年ぐらいの人たちと金曜日に浮かれて、ビール一杯180円くらいの安くて雑多な居酒屋で飲むのが楽しすぎて、朝までずっとしゃべってしまったよ。

生とか死とか、幽霊とか、人生とか宇宙とか、中学時代にはまった音楽とか、そんな話しをずっとしていた。

わたしたちまだ若くて、いつまでも若い気がするのに、実際は中学生から10年も経ってしまっているんだね。オレンジレンジやバンプオブチキンの音楽、今の中学生も当たり前のように聞いているような気がするのに、そんなことは全くきっとないんだね、となんかこんなような話し最近同年代と飲み会をする度に話している気がする。

23歳。今年で24歳。

中学生や高校生を卒業してもうだいぶ経つというのに、なんだかいまでもふと、戻れるような気がしてしまう。せまい教室に同じ年齢のわたしたちが詰め込まれて、制服の紺色で染まった教室。梅雨のカビっぽい、つんとしたにおいを鼻で感じながら、ぼうっと窓ガラスの向こうの雨を見ていた授業中。黒板の上にある時計を見つめながら授業が終わる時間をカウントダウン。テスト期間中の早帰りのわくわく。好きな人のいるクラスが、移動教室で扉の向こうを通るとき。

ああ。ぜんぶぜんぶ、今すぐ手に入るような、いつでも戻れるような、そんな気持ちなのになあ。
なのになのに、わたしは23歳で、大学も卒業して、もうあとはひたすら、大人になることしかできないのだなあ。

こんな気持ちを時折抱えながら、それでもまだまだ長い人生を見据えて生きていく。それが大人になるってことなのかなって少しずつわかりはじめて、今日はただただ胸がくるしい。


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