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1990年の大学生の写真を見てもおばさん・おじさんにしか見えない話

タイトルからして失礼ですね。ごめんなさい。でも「1990年 大学生」と打って出てくる人達の顔を見ても、やっぱり歳下に見えない。そこにいるのは若い人…若いけど若いおばさんやおじさんにしか見えないのです。(※当初タイトルを 2000年 にしていましたが、流石にアラフォーをおばさんと呼ぶと怒られそうなのでやめました)
フィルムが古いとか、メイクやファッションが古いとか、色々あると思うんですが、僕はこんな仮説を持ってます

人間、「その世代の顔」があって、自分より早く生まれたか、遅く生まれたかを見分ける先天的な能力がある説

同時点で生きてる人の歳上、歳下かを敏感に判断できるのは自明だと思います。中学生の頃あれだけ大人に見えた高校生が今になっては子供にしか見えなかったり、高2の時は高3と高1の区別がつきやすかったのに今となっては見分けがつかなかったり。
でもこれって実は「年齢」じゃなくて「その世代の顔」があって、それで見分けているんじゃないかと思ったのです。だから仮に今自分が1990年にタイムスリップして、京都大学吉田食堂に潜り込んで大学1-2回生を見ても、歳下には思えないんじゃないか、と考えたわけです。もしくは2016年にM1のままタイムスリップしても、当時の1回生(本来なら2つ上にあたる)を見ても先輩だなあと思う気がするのです。

だってもっと遡って明治時代の20代後半の偉人の写真なんか「初老」ですよ「初老」。確かにそこまで遡れば今と平均寿命もキャリアデザインも違って20代後半は人生半ばなのかもしれないけど、それにしたって大河ドラマや連続テレビ小説で20代を演じている20代の役者と、「本人」の20代当時の写真を比べると、明らかに後者の方がおばさん・おじさんなんですよね。

まあくだらない話です。くだらないけど吉田キャンパスでワイワイ元気な学部生を見て「若いなあ」とそんなことを思う院生です。

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