住専問題

前略、
 住専問題は、大蔵省だけの問題ではなく、戦後50年、いや明治維新以降の日本の権力の構造的腐敗が「一部」表面化した「氷山の一角」だと思います。小学校3年生の時、60年安保反対のデモに行きましたが、あの時の「敗北」が現在の事態を招いたと反省しています。

 住専問題だけでなく、HIV訴訟・沖縄の基地・原発やもんじゅの事故・長良川の河口ダムなど、多くの問題が同じ「構造的問題」の結果であって、このままでは日本は滅びるでしょう。

 私自身は「まあ、日本が滅びてもいいか」と思っていますが、娘たちの世代が生きていくことのできない日本を残すのは、親の世代として恥ずかしいとも感じています。

 日本の改革を行うキーワードは「情報公開」と「ネットワーク」と「パソコン」と「地方」だと感じています。市民運動に関わっている地方在住の多くの友人・知人が、パソコンを買い込み、ネットワークに接続しはじめました。このような動きがやがて大きなうねりとなることを願いながら、微力ではありますが彼らを支援しています。表向きは「これからのビジネスにネットワークは必須だ」と言いながら :-)

89.5kg…何故か、2024年5月とほぼ同じ体重🥰

Date: 96年3月8日

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