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小林賢太郎『うるう』の感想

小林賢太郎の演劇作品がYouTubeに公開されてネットがざわついた、
私もざわついた、
さっそく観た、3回ぐらい観た、
やっぱり小林賢太郎好きだわ
構成が美しいすぎる
何だか楽しくて、怪しくて、寂しい独特な空気がたまらなく中毒になる

最後もまるでハッピーエンドのような雰囲気だったけど、
私はむしろバットエンドのように感じた。

別れるのが辛いなら初めから関わらない方がいい、
ヨイチはこれからもずっと孤独なんだろうな

少しだけ『星の王子様』味を感じた、テグジュペリの

人間は落ち込むと、
自虐的で捻くれた考えを持って自己犠牲で自己完結しようとする。
その究極体みたいなヨイチを見ていると、
それは違うよって言いたくなる。

でも私も自虐的で捻くれた考えを持って自己犠牲で自己完結しようとする事が
よくあるから、自分に自分でそれは違うよって言っている気分になる。

演出も照明効果も舞台美術も音楽もドストライクすぎる
やっぱり大好きすぎる、小林賢太郎
私がもうちょっと早く生まれていれば、
もっと早く存在を知っていれば、
生で舞台を見れたかも知れないのに
悔しい

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