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バイエルンでの失敗から学んだと語るコヴァチ監督

モナコの新監督に就任したニコ コヴァチ監督は、『L'Equipe』のインタビューで、バイエルン監督時代について語っている。

当時のコヴァチ監督の大きな話題は、トーマス ミュラーをベンチに置き、ほとんどプレー時間を与えなかったことだとされている。

コヴァチ監督のコメント

― バイエルン時代から何を学んだ?
「バイエルンでのプレッシャーは非常に高いということだ。多くの代表選手たちと仕事をしてきた。若い選手と仕事をするのとは全く違う。フランク リベリやアリイェン ロッベンのような素晴らしい選手を見てきた。彼らが優れているのは、神が才能を与えてくれたからだけではなく、彼らが一生懸命働いているからだ」

「もしプレーしなければ、その選手は不幸になる。そしてスター選手であればなおさらだが、そのストレスは監督の方が大きい」
「代表選手がプレーしなければ、代表での居場所を失うことになり、問題はさらに大きくなる。それを処理するのは簡単ではないが、我々はタイトルを獲得するために存在しているし、これまでに3つのタイトルを獲得している」
「私は何が起こったかを理解していたし、それは私の今後において助けになるだろう。すべての人を幸せにすることはできない。20人の選手はプレーしたいと思っているので、決断しなければならない。多くの選手は、試合でさえ良いプレーをすればお金をもらえると思っている。しかし、そうではない。月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜にも支払われているんだ」

「時には自分の意見を主張することもできる。プレッシャーの中ではそうなるんだ。私は自分の意見を主張することができるが、ミスをした場合は謝罪する。一部の人にとっては、謝ることが大義名分になってしまう。だが、私の場合は違う。自分の間違いを認めることに問題はない。忠誠心はとても大切だ。ここに来て2週間だ。まずは人間関係を構築しなければならないが、それには信頼関係が必要だ。それが人生のルールだ」


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