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ふらふらまち歩き「鶴見駅から埋立地 京浜工業地帯を歩く」 總持寺~生麦~綱島街道

秋です。
今回もバスでスタート。


鶴見駅から出発するので、まずは總持寺さんへお参り。曹洞宗の東の大本山。まず南の三松閣の大きな大きな屋根に驚く!

気持ち良い陽射し

境内は緑多く静かで、大廊下をお坊さんたちが歩いてゆかれた。
立派なたくましい仁王像のある三門を出ると、隣接する鶴見大学の学生さんら若い人もちらほら。

すぐそばの陸橋から線路を東に渡り、神明社へお参りして国道15号に出る。
 

臨海鶴見川橋を越える

臨海鶴見川橋を渡り、大正時代以降の埋め立て地エリアへ。

この地域は小規模ながら江戸時代から埋め立てが始まり、大正時代になって浅野総一郎によって大規模になされた。
もともとはこのあたりまでが陸だったとは・・人間のすることとしてはそのスケールに感心もする。横浜市民として、この京浜運河に広がる京浜工業地帯には実際に足を踏み入れて知っておかねば!
 

大型トラックのビュンビュン走る首都高速神奈川1号横羽線(K1)に出て、潮風大通りに入って弁天橋駅へ。なにか、本当に潮風を感じ始める~

鶴見線
弁天橋駅

鶴見線はもともとこの工業地帯のための路線。駅間の平均距離はJRの路線の中で最も短い。改札も簡易で乗降客もほぼこの工場群の従業員だからか、穏やかでどこかレトロな温かい空気が流れていた。

ようこそ!

弁天橋駅の東にある入船公園ものどかで、家族連れが憩っていた。

広くてのどか


またここは旭運河の突き当りの部分になっていて、船の車庫のような様子はまさに入船~

船~


なおここはすでに浅野駅。滑らかなカーブで南へと海芝浦支線が分岐している。

どことなくレトロな時間が流れる


再びK1に戻り、西へ歩く。
 

AGCの看板が多い


大通りを歩いていると、パッと開けて鶴見川に出る。

海―!


強風に吹かれつつも橋の上から浮かんでいる船を見ていると、とても開放的な気分。



ほどなく巨大な構造物、生麦ジャンクションが現れる。
何とも大きく複雑!文明だ

見上げる文明
見上げる

住宅街になっている北側の生麦の旧道に入ると、首都高速神奈川7号横浜北線(K7)の高架下がキリンビール横浜工場の緑道になっており、自由に散歩できる。

誰もいない


この緑道を抜けると生麦事件の碑があり、その先で国道15号線と合流した。
 

上のバイパス歩道では京浜急行・東海道本線・横須賀線・京浜東北線などを跨ぐ

 
「滝坂踏切入口」交差点で、線路の南側エリアから子安台エリアへと渡る。
ここの踏切では各路線の上り下り5本ほどが通過するのを待たされ、人も車も10分ほど足止め。よく使う人は、一回踏切に引っかかると大変だろうな・・
 

京急新子安駅の北側まで来ると、北上してJR大口方面へ。さらに大田神奈川線を菊名方面にただただ歩く。


馬場IC付近に来ると、もう結構高台になっている。
この風景を見ていると、部屋探しで不動産屋さんに横浜のあちこちを車で連れて行ってもらった時に、「横浜は坂の町なんですよ~」と教えられたことを思い出す。地図で見る直線距離で「駅近」と思っても、実際は楽じゃないってことよね。あのときもこの辺りを車で通ったのかな。さっぱり検討がつかない・・・

あの頃の眺めか



菊名から綱島街道を北へ。
築45年の大倉山のお洒落なビンテージマンション「大倉山ヒルタウン」を今日も眺めて帰ろう。

綱島街道沿いに建つ「大倉山ヒルタウン」


 
散歩距離19km

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