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【社員インタビュー】様々な経験をしてきた3人のデザイナーが語ります~セーフィー デザインセンターならではの魅力とは?~

セーフィーには約20名のクリエイターが在籍する「デザインセンター」という部門があり、コーポレートコミュニケーションやブランディング、製品・サービス、営業支援、採用など、会社や事業全般に関わる幅広いデザイン業務を推進しています。今回はデザインセンターに所属する社員3名へのインタビューを行い、他の会社のデザイン部門とは異なるデザインセンター独自の文化や環境、職場としての魅力をお聞きしました。また、現状のデザインセンターの課題点や目指すべき組織のあり方、新卒・中途入社者への期待感などについてもざっくばらんに語ってもらいました。


参加社員プロフィール(所属部門・役職はインタビュー時のものです)

●碇石慶子/2022年入社(画像の中では茶色のシャツの人)
デザインセンター 副部長 兼 デザインOpsグループ GL

ソーシャルゲーム系メガベンチャーのUIデザイナーを経て、大手アパレルグループではECサイトのUIデザイン/アナリティクス等に従事。セーフィーではデザインセンターの副部長としてプロダクト領域を管掌。デザインOpsグループのGLも兼任し、デザインセンター全体のパフォーマンス向上を目的とした組織の横軸サポートも担当。

●がさこ/2022年入社(画像の中ではオレンジのニットの人)
デザインセンター コーポレートデザイングループ GL / デザイナー

化粧品、アパレル、IT・SaaS系など様々な業界のインハウスデザイナーとして活躍。セーフィーではIR/採用関連の企業プロモーションやCI/VI等のブランディングデザイン、オフィス・ノベルティ等を含むインナー向けデザインを担当するほか、コーポレートデザイングループのGLとしてマネジメント業務にも携わる。

●大田圭祐/2023年入社(画像の中では青のシャツの人)
デザインセンター デザインOpsグループ/デザイナー

玩具メーカーや家電・生活用品メーカーのパッケージデザイナーとして活躍。3カ月前にセーフィーへジョインし、現在はイベント向けのノベルティーデザインやパンフレット・資料、WEBページ作成などに加え、デザインセンター各グループのデザインサポート業務を幅広く担当。

お互いの主張や考え方を聞き入れ、理解しようとする人たちが集まっている


――3人それぞれが豊富なデザインキャリアをお持ちですが、転職先としてセーフィーを選んだ理由を教えてください。

がさこ:
直近はセキュリティ系ソフトウェアをメイン商材とするIT系のインハウスデザイナーとして従事していましたが、会社のカルチャーがトップダウンだったこともあり、「デザイナーとしてもっとモチベーション高く働ける会社に移ろう」と考えたことが転職のきっかけでした。
セーフィーを選んだ理由は前職と同じIT系の会社であったことに加え、デザインの提案幅に魅力を感じたこと、ワークライフバランスを重視しながら働ける環境が整っていたことが大きいです。

碇石:
ソーシャルゲームのUIデザイン、アパレルグループのECサイトデザインの仕事を経て、直近はITベンチャーで働いていました。自社のデザインチームのリードや、事業・サービス向けのデザインを手掛けつつ、クライアントワークとしてのデザイン業務、パートナー企業への常駐やAD業務なども経験した後、現部長の大野さんのリファラルでセーフィーに入りました。
事業会社で働きたい思いがあったほか、セーフィーが社会貢献度の高い製品・サービスを扱っていたことが入社の決め手になりました。

大田:
家電・生活用品のメーカーで製品パッケージのデザインを担当していましたが、「WEBやUIデザインなど、今まで経験できなかったデザイン領域にアプローチできる会社に入りたい」、これまでの働き方は一人で黙々と作業する時間が多かったので「コミュニケーションの中で業務が進行する環境でデザイン業務に従事してみたい」と考えて転職活動を開始しました。

セーフィーのデザインセンターは、そんな自分の希望にマッチした環境があったことに加え、様々な業界・領域でキャリアを積まれてきた方々が働いていることや、カジュアル面談・面接を通して数人の方とお話させていただいた際のみなさんのお人柄に魅力を感じて入社を決意しました。


――皆さんが今まで働いてきた会社のデザイン部門とセーフィーのデザインセンターの違いはどこにあると感じますか?

碇石:
大田さんも言っていたようにセーフィーのデザインセンターには様々なバックグラウンドを持った人たちが集まっているのですが、お互いの共通言語を作っていく際にも大きな苦労がなく、コミュニケーションコスト負荷を感じませんでした。

異なるキャリアを持った人たちが集まると、それまでの自分のやり方やルールが衝突しそうなものですが、デザインセンターではそのような摩擦を感じることがありません。「お互いの主張や意見を理解しよう」と考えながらコミュニケーションを取るタイプの人が多い気がしますね。
すごく感覚的で恐縮ですが、とにかく優しい人が多いです(笑)。

がさこ:
私も碇石さんと一緒ですが、本当にいい人が多いなと思います。現在は中途社者しかいないのでキャリアもバラバラであり、仕事のイニシアティブに関してもディレクターとデザイナーの関係性が通常と逆になってしまうようなケースも珍しくありません。それでもお互いに譲り合ったり協力し合ったりしながら円滑に仕事を進めていけるので、人の気持ちを慮ろうとするメンバーが多いのでしょうね。

碇石:
デザインセンターは入社1年そこそこのメンバーが半分を占め、現在在籍している中で一番古いメンバーでも入社4年というかんじで、良くも悪くもまだまだ手法やルールが固まり切っているわけではありません。だからこそ「みんなで意見を出し合って決めよう」という空気感を維持できているのかもしれませんね。

がさこ:
私や碇石さんはデザイン業務に関するHow toやナレッジをメンバーに浸透させていく活動を行っていますが、在籍歴の長いメンバーの方も新しいナレッジに沿って業務改善を行ってくださったり、所謂「新しい風」に対してのアレルギー反応などの洗練を受けたことはありません(笑)

――大田さんは入社2カ月目ですが、セーフィーのデザインセンターについてどのように感じられていますか?

大田:
前職や前々職のデザイン部門では数名のメンバーで仕事を回していたので、企画から入稿までの全業務を自分一人で担当する必要がありました。セーフィーのデザインセンターには20名もメンバーがいますし、業務も職能ごとに分かれているので、本質的なデザイン業務に集中しやすいと感じます。

また、僕には一歳半になる子どもが一人いますが、家庭や子育てといった個々人の価値観やプライベートの事情に配慮してくれる環境も整っており、かなり働きやすい会社だと感じています。こうした環境については入社前から説明を受けていましたが、実際に入ってみて偽りなく、本当にその通りだったので驚きました。

デザインの意味から考え抜く必要がある裁量の大きい仕事と向き合える

――デザインセンターの特徴的な文化、在籍しているメンバーの特徴などはいかがですか?

大田:
デザインに関することはもちろんですが、デザイン以外の分野に関しても物知りな人が多い印象です。仕事のことで単純な質問をした場合でも、先回りをして関連する知識やノウハウまで教えていただけるなど「1を聞いただけで10も返してくれる」といったイメージですね。デザインセンターのメンバーだけでなく、全社的にそんなタイプの方が多い気がします。

碇石:
セーフィーでは社員が大切にすべき価値観や行動規範である7つのカルチャーを定めていますが、「異才一体」「迷ったときはやってみる」など、7つのカルチャーに関するワードが普段の社員同士の会話の中でも頻繁に出てくる印象があります。どの会社でもこうしたクレド的なものを掲げていると思いますが、ここまでしっかりと現場社員に浸透している会社は珍しいと思います。

がさこ:
先ほどお話ししたメンバーの「人柄の良さ」につながりますが、何か困ったことがあれば、自分の担当業務であるかないかに関わらず快く手伝ってくれる人が多いと思います。また、わからないことに対して素直に「わからない」と言っても大丈夫だと思える雰囲気があるんです。肩肘を張らずに何でも話し合える職場なので、仕事中の他愛のない会話から新しいアイデアが生まれたり、それが広がって本当に案件化したりすることもあるんです。


――デザイナーやディレクターなど、クリエイターのキャリアパスについてはいかがでしょうか?

碇石:
デザインセンターには「デザインOpsグループ」「プロダクトデザイングループ」「リサーチ&セールスデザイングループ」「コーポレートデザイングループ」という4つのグループがあり、各グループで異なる領域の業務を担当しています。

グループ配属や担当業務に関しては各自の適性などを考慮する部分もありますが、基本的には本人が興味を持っている仕事にチャレンジできる環境作りを心掛けています。たとえば「UIにチャレンジしたい」という希望を持っている大田さんには、少しずつでもUIに関連する業務をお任せするなど、キャリア入社者としての専門スキルを発揮いただきつつ、それ以外の領域でも知識・スキルを身に付けながら幅広いキャリアを描いてほしいと考えています。

――デザインの仕事に取り組む上で大切にしていることはありますか?

大田:
デザイナーの仕事を始めた頃は、他社で働く友人が手掛けている華やかな広告デザインの仕事を羨ましく感じることもありましたが、派手な仕事ではなくとも「誰かの役に立ち、課題を解決するデザインが重要なんだ」と自分に言い聞かせながらキャリアを歩んできました。今でもその気持ちは変わりませんし、デザインはあくまでも課題を解決する手段の一つでしかないと考えています。
また、セーフィーでは営業や人事など、部署を跨いで様々な職種の人たちと仕事をすることがありますが、たとえ相手がデザインの専門家でなくても「すべての意見、すべてのフィードバックに意味がある」と謙虚に考えながら仕事を進めることを心掛けています。

碇石:
大田さんの入社面接のときの言葉が印象に残っているのですが、大田さんの思うデザインとは何かを質問した際、「デザインは手段だ」と話していました。私も本当にその通りだなと思います。デザイナーはUIやグラフィックなど視覚的なデザイン技能を持っているというだけであって、どうしたら目指す形や世界を提供できるかを考え抜くという部分に関しては企画職やエンジニアなど職能に違いは無いと思っています。だからこそ、ときにはデザイン以外のアウトプットで提案することがあってもいいとも思います。

このような考え方は感覚的には持っていたものの、入社以降、デザインの意味から考え抜かなければならないような裁量の大きい仕事に関わる機会が多くなり、より鮮明になったと感じます。

がさこ:
私も学生時代の先生の「デザインとは単純にものを作ることではない」という言葉が印象的で、たとえば誰かの記念日にプレゼントを贈る際にも「どんなプレゼントを選ぶか、どのようなシチュエーションで渡すか…そんな空気感まで含めて作るのがデザインだ」との言葉に感銘を受け、私自身もそのような矜持を持って仕事に取り組んできました。
ただ実際に会社に入ってデザインの仕事に就くと、「絵づくりをしてほしい」と言われる仕事も少なくありません。そのことに納得がいかずに転職を繰り返してきた部分もあるのですが、セーフィーでは私がずっと思い描いていたような本質的なデザインに取り組める環境があるので、今は一つひとつの仕事に大きなやりがいを感じています。


単なる「デザイン屋さん」にはなってほしくない

――現在の組織課題も踏まえた上で、今後、デザインセンターをどのような組織にしていきたいと考えていますか?

碇石:
セーフィーの内側しか見ていない状況ではデザイナーとしてのスキルアップにも限界があるので、社外交流含め今後は対外的な活動にも力を入れていきたいと考えています。業界やマーケットで通用するデザイナーのレベル感を肌で感じられる環境を整えるなど、常に成長のための刺激が得られる組織にしていくつもりです。

がさこ:
セーフィーのデザインセンターが働きやすい環境であることは確かですが、今後はそのような環境を大切にしつつも、各自が自発的かつ意欲的に学習するなど、成長への意欲や気概を持てるようなマインドセットができる環境を整えていく必要があると思います。
また「一緒に働いているメンバーに辞めて欲しくない…」という気持ちはあるものの、セーフィーのデザインセンターをデザイナーの登竜門的な存在にしていきたい気持ちもあります。「あのセーフィーでデザインやってたならすごい人だね!」と言われるような組織になれると理想的ですよね。

大田:
僕もがさこさんと同意見です。誰かに「セーフィーのデザインセンター」と話したときにデザイナーじゃない人にもポジティブなイメージを持ってもらえるような組織になったらいいですよね。
あとは個人的な目標になりますが、今のデザインセンターは20代のメンバーが少ないので、来期に新入社員が入ってきた際にも、自分が組織の潤滑油的な存在となってメンバー同士を結び付けていきたいと考えています。

――新卒の方、中途の方、それぞれに期待したいことを教えてください。

碇石:
新卒の方については、最初からキャリア入社者レベルの初速は期待していません。まずは会社に慣れていただきながら、セーフィーで成し遂げたい中長期的な目標を見つけてほしいですね。その過程でトライアンドエラーを重ね、成功体験と達成に向けたプロセスをたくさん経験しながら、少しずつデザイナーとしてのプロフェッショナルを目指してらえたらと思います。

キャリア入社者に関しては、これまでのスキルや経験、デザインに対する考え方を様々な形で発揮いただきたいですし、ファシリテーションの場や関係者とのコミュニケーションなど、他者に影響を及ぼすリーダーシップを期待したいです。

がさこ:
新卒の方には、デザインを好きな気持ちをずっと持ち続けてほしいと思います。学生時代の創作活動と会社に入ってからのデザイン業務はまったく異なるものですが、そこで「デザインなんておもしろくない」「仕事ってつまらない」と思っていただきたくないですからね。また、将来的にはデザインセンターをマネジメントする立場へ成長、そして「デザインセンターにおける初期の新卒社員」として経営層や役員へなどとご自身次第で様々なキャリアプランが描けると思います。仮にセーフィーから巣立つときが来たとしても、そのときまでに外の世界でも十分に活躍できるスキルを身に付けられるような活躍を期待しています。

中途の方に関しては、ある程度のスキルセットがある状況でのジョインになると思いますが、入社後も単なる「デザイン屋さん」にはなってほしくはありません。せっかく事業会社で働くのであれば、会社や事業に欠けている考え方について提案したり、足りないものについては自分で作ってみたりするなど、与えられた裁量を活かしつつ幅広く活躍してほしいと思います。

大田:
自分も「デザイン屋さん」にならないよう頑張ります(笑)。私個人の考え方ですが、新卒デザイナーのうちは少々過酷な環境で揉まれた方が成長できると考えており、セーフィーのような働きやすい環境は逆にどうなのかな…と思う部分もあります。とはいえセーフィーにはデザインに加えてデザイン以外の様々な領域にもアプローチできる環境があることは確かです。対面での業務以外にチャット、業務管理ツール、ビデオ通話での業務進行が主になるので、担当者に自分の意図、やり取りをより端的に論理的に伝えることが大事になります。単なるデザインのスキル以外に、そういった能力も培うことができるので、せっかく新卒で入るのであれば、いろいろな経験を通して幅広いスキルを磨いていってほしいです。

――最後になりますが、セーフィーのデザインセンターに興味を持っている方々へのメッセージをお願いします。

がさこ:
セーフィーのデザインセンターは、「デザイン力を磨いてエキスパートになる」「マネジメントとデザインの両軸を極める」など、意欲さえあれば幅広いキャリアパスや働き方を選択できる場所です。
また、事業会社のデザイン部門としては比較的大きい組織なので仕事の環境・制度はある程度整っています。ただし、先ほども言ったように単なる「デザイン屋さん」にはなってほしくありません。根幹のデザインを大切にしつつも「新しいチャレンジがしたい!」という意欲を持った方に来ていただきたいです。

大田:
仕事とプライベートをバランスよく両立しながら「デザインに集中できる環境で働きたい」と考えている方にオススメです。
採用に関しても保有スキルや経験年数だけで制限をかけられることがなく、一人ひとりの経験をしっかり汲み取って評価してもらえるので、ぜひ積極的にエントリーいただければと思います。

碇石:
「デザインが好きだ」というのは大前提ですが、それに加えて「考えることが好きだ」というスタンスの方に来ていただけると嬉しいです。
今後もメンバーの成長をサポートする体制づくり・環境づくりには注力していくつもりですが、上司は皆さんのレールを敷く役ではありません。組織のこと、デザインの事、一人ひとりの個性や考え方を活かしたチーム作りを一緒にしていきましょう。皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!



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