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世界遺産検定 マイスター勉強


マイスター対策


私が勉強した数か月の勉強方法をまとめて紹介したいと思います。

時間配分は試験時間120分を次のように配分しました。
問1 10分、 問2 20分、 問3 90分

問1対策

●1級テキストの「世界遺産の基礎知識」またそれに付随する資料から重用語句を選び、それぞれ50字以内で模範解答を作る。
●模範解答は随時修正しながら実際に書く。
●模範解答を暗記する

重要語句はテキストの赤字黒の太字で書かれているものです。もうすでに1級を受験した方は勉強していることなので頭に入っているかと思います。
ただ、50字以内で書くということはそれなりに練習が必要です。すでに知っていることでも実際に書くとでは違うと思います。しかも、過去問の総評や短評を読むと、それぞれの語句の最重要ポイントがどこであるかを考えながらキーワードを正しくつかむことが重要と書かれています。知識がある分あれこれ書きたくなってしまいますが、要点をまとめてわかりやすく書くことの練習が必要です。

私は約80~90の語句をまとめました。
マイスター試験を受けるなら、もしくは受けると決めたならはじめに問1をまとめておくことをおすすめします。なぜなら問2で重要になるからです。
この問1と問2でどれだ時間をかけずに合格点数にとどく解答を書くか、で問3に取り組む心と時間の余裕が違ってきます。

問2対策

●問1と同じく世界遺産検定1級公式テキストの「世界遺産の基礎知識」と
特に、「世界遺産条約」の項目をよく読む。
(2020年3月発行のテキストであればP16~P17)
●どの指定語句がでてもずべて世界遺産条約について書けるように練習する
●文字数を把握しておく。

世界遺産条約について400字以内で説明します。が、問2に関しては自分の考えは必要ないです。必ず指定語句を入れて説明する必要があります。テキストを読み返し、さらに問1の語句を50字以内で説明ができていれば比較的書きやすいはずです。キーワードの種類も多くはないので対策しやすいはず。
ただし、単純に語句を入れて文章を作ればとはならず、全体的に文章がまとまっているようにしなければなりません。また、ここではテキストを読むと「保護・保全」というキーワードがよくつかわれています。どの指定語句が出されても「保護・保全」という言葉をいれて書いてみましょう。

問3対策

●日本から世界遺産に登録された一番新しい世界遺産、もしくは審議される遺産は必ず調べておく。
●検定受験日に一番近い時期に開催された世界遺産委員会の審議内容を調べる。
●日本の世界遺産が抱える問題を把握しておく。
●日本以外の世界遺産が抱える問題を把握する。(特に有名な世界遺産)
●日頃からニュースなどで世界遺産について問題になっていること調べる。
●上記のこれらすべてに自分の意見を用意しておく。

マイスター試験が難しいのは問3の論述問題せいでしょう。問1,2は対策できますが、問3は世界遺産に関する知識の上に、さらに自分の考えをまとめて出題者を納得させなければ点数がもらえません。
過去問の総評・短評を読むと「論述問題に正解はない」とありました、ではどこで点数をとるのか、出題者の趣旨を外れないこと。自分の考えを述べること、思い込みではなく正確な情報を書くことです。







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